【訃報】ゴールドアリュール死す。偉大なるダート王の「弔い」を懸け頂上決戦に挑むゴールドドリームとコパノリッキーに訪れた「神の御業」とは
何たる偶然、これも競馬の神様の導きなのか……その姿はまるで父の死を嘆く「喪章」のようにも感じられる。
競馬には「死んだ種牡馬の仔は走る」という格言があるが、近年でも2011年4月にサクラバクシンオーが亡くなった際、その数日後のNHKマイルC(G1)をグランプリボスが制覇している。
今回、突如として偉大なる父ゴールドアリュールを弔うこととなった産駒たちは、結果を残すことができるのだろうか。
いつもは己の利益ばかりに注視して馬券を握りしめている筆者だが、今回ばかりは草葉の陰から見守る父の期待に応えようとする子供たちを応援してみたい。