「怪物」エピカリスや「3歳牝馬No.2」リスグラシューのオーナーになれる方法を発見!? ある「マラソン大会」の優勝賞品が凄すぎる……
「そうか。そういうことだったのか」などと思わず独りごちながら食い入るように閲覧したのが『ノーザンホースパークマラソン2017』の公式HPだ。「世界初!馬が先導するマラソン大会」というキャッチフレーズで有名なこの大会は、文字通りあのノーザンホースパークが主催するマラソン大会であり、今年も5月14日の開催が予定されている。
北海道の大自然の中を馬に先導されて走るという経験もまた、普段都心で身を粉にしている社会人にとっては得難いものだが、それ以上に得難いものが、このマラソン大会の「優勝賞品」だ。
さすがノーザンホースパークが主催するだけあって「優勝賞品」は、なんとキャロットファームの所属馬の1口権利。それだけでも一般的なマラソン大会としては充分に豪勢なのだが、それだけではない。それだけで”彼ら”は、必死になって毎日走ったりはしないはずだ。
本当に恐ろしいのはキャロットファームの相馬眼か。調べたところ下記が過去5年間の男子の部の「優勝賞品馬」である。
2012年 ディアデラマドレ
主な勝ち鞍 マーメイドS(G3)、愛知杯(G3)
2013年 ハープスター
主な勝ち鞍 桜花賞(G1)、札幌記念(G2)
2014年 シャイニングレイ
主な勝ち鞍 ホープフルS(G2)
2015年 シンハライト
主な勝ち鞍 オークス(G1)、ローズS(G2)
2016年 エピカリス
主な勝ち鞍 北海道2歳優駿(G3)
なんたること……上記の通り、最低でも重賞ホースという錚々たる顔ぶれである。つまり、今や「ノーザンホースパークマラソンで優勝=重賞ホースの1口オーナー」ということだ。ちなみに昨年は女子の部でも、現状今年の3歳牝馬No.2 のリスグラシュー(アルテミスS(G3))という、ある意味恐ろしいことになっている。