真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.02.05 10:28
サトノ軍団の「使い分け」シュヴァルグランの「悲願」シャケトラの「距離適性」ラニの「ギャンブル」などなど、ドバイ予備登録に見る有力陣営の「本音」まとめ
編集部
1日、JRA(日本中央競馬会)が今年のドバイワールドカップデー各レースの予備登録馬をいっせいに発表した。
1月12日に締め切られた予備登録に今年は65頭もの日本馬が集結。目玉となるドバイワールドカップ(G1)を始め、昨年リアルスティールが制したドバイターフ(G1)、ラニが米3冠への大きな足掛かりとしたUAEダービー(G2)など、様々なカテゴリーに有力馬が出走の意思を見せている。
無論、これら65頭すべてが実際に出走するわけではない。予備登録の費用は無料であり、登録した上でドバイ側からの招待状が来なければ出走は叶わない。
だが、登録料が無料であり、例え招待状が届いたとしても辞退できる以上、陣営としては「気楽」な立場でもある。そして、そういったところにこそ陣営の「本音」や「方針」が表れていたりするものだ。
例えば、どちらも秋の凱旋門賞(G1)を目指しながらも、この春は国内専念を発表している現役「2強」のキタサンブラックとサトノダイヤモンド。ドバイシーマクラシックに登録しているキタサンブラックに対して、サトノダイヤモンドは予備登録さえしていない。
おそらくサトノダイヤモンドの里見治オーナーからすれば、「海外」は昨年の香港ヴァーズ(G1)で世界王者ハイランドリールから金星を挙げたサトノクラウンに期待するといったところなのかもしれない。こういった辺りは、両陣営の方針がありありと表れているといえるだろう。
他の有力馬に目をやると昨年の天皇賞・春(G1)やジャパンC(G1)で3着したシュヴァルグランの登録からは、陣営の思いが伝わってくる。
PICK UP
Ranking
17:30更新- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
- 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛