引退・種牡馬入りが一転して現役復帰!? 数奇な運命をたどることになった競走馬たち
1991年の英国エクリプスS(G1)を制したインヴァイアロンメントフレンドは、93年から95年まで春は種牡馬、それ以外の次期ではレースに出走するという慌ただしい生活を送っていた。その間、勝利をあげることはなかったが、キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス(G1)などの重賞にも複数出走している。
また牝馬であれば、ディープインパクトの母馬として知られるウインドインハーヘアが有名だ。種付け後に現役に復帰した同馬は、妊娠したままドイツのG1アラルポカルを制している。ちなみにその時、お腹にいた仔は未勝利で終わった。
現在、トーストオブニューヨークは獣医師にかかり、脚部の状態を検査しているという。判断次第ではあるが、医師からのOKが出次第、本格的な調教に入るそうだ。
数奇な運命をたどることになったトーストオブニューヨーク。無事に復帰し、またターフを駆け巡ることができるのだろうか。注目したい。