混戦必死のオーシャンS(G3)!高松宮記念への道を駆け抜けるのは?
クリスマス(牝6、美浦・伊藤厩舎)のスピードは侮ることが出来ないだろう。デビューから2戦目で函館2歳S(G3)を勝っているように、早くからその実力を発揮していた有力馬。前走のカーバンクルS(OP)では積極的に逃げてペースが速い中でも勝ち馬から0.2秒差の4着と粘りを見せている。自分のペースでレースを展開することが出来れば、久しぶりの重賞制覇も可能だろう。
末脚が強烈なブレイブスマッシュ(牡4、美浦・小笠厩舎)は初のスプリント挑戦となる。サウジアラビアRC(重賞)1着、ファルコンS(G3)2着の重賞実績があるが前走、前々走のOP特別ではあと少しのところで負けてしまっている。最近はレースの道中で抑えるのに苦労している様子が見えるだけに、距離短縮がいい結果をもたらす可能性は高い。短距離戦らしいハイペースのレースとなれば初めての距離でも勝機は十分ある。
このほかにも北九州記念(G3)でベルカントに勝利したバクシンテイオー(牡8、美浦・堀厩舎)やOPクラスでの昇級戦となりどこまでやれるか楽しみなウインムート(牡4、栗東・加用厩舎)などが出走を予定。
昨年の高松宮記念の勝ち馬であるビッグアーサー、シルクロードSを勝利したダンスディレクターの離脱により、どの馬にもチャンスがありそうな気配。オーシャンSは4日(土)中山競馬場で15時45分発走予定だ。