目指せ白い稲妻。白毛馬シロニイがオープン入りで金子オーナーの野望が見えた! さらに白毛馬軍団増殖で日本競馬が盛り上がる!
●外国産馬の白毛馬もデビュー
日本での白毛人気もあってか、最近は海外から白毛を輸入する傾向があるという。昨年12月にデビューした白毛のホワイトドラゴンはアメリカから輸入した外国産馬。ここまで3着→2着と好走しており、次走は初勝利の期待がかかっている。また昨年ニュージーランドの競りで約3,350万円で落札されたカスタディーヴァが、今年2月19日に東京競馬場でデビュー。結果10着ではあったが、そのまばゆいばかりの白さは多くの競馬ファンの注目を集めた。同馬は競走馬としての活躍よりも、引退後の繁殖牝馬としての価値が高いと言われている。父は海外でG1レース6勝の名馬ハイシャパラルで、引退後すぐにでもディープインパクトと配合できる血統だからだ。
年内で引退すれば来年にはディープインパクトが配合でき、早ければ再来年にはディープインパクト産駒の白毛馬が誕生する可能性もある。これには金子オーナーも「先にやられた」と苦笑いをしているかもしれない。
ハクタイユーに始まり一度は世に埋もれながらシラユキヒメ一族で復活した日本の白毛馬伝説。シロニイのクラシック挑戦、そして将来増えるであろう白毛軍団が競馬場を席捲する日を期待したい。