牧場関係者がSNSで大炎上!? 史上最高額「5億5000万円」を生んだ立役者が1年でまさかの転身、福永祐一が疑問を呈した藤田菜七子「G1制覇」最大のチャンス【週末GJ人気記事ぶった斬り!】
様々なGORAKUを心から愛する「GJ」。今週も人気だった競馬記事を、下手の横好きライター「A」と、当サイトの酔いどれデスク「Y」が徒然なるままに振り返ってみた!!
■JRA福永祐一が疑問を呈した藤田菜七子「G1制覇」最大のチャンス。オーナーが「正直に言うと勝てたレースだった」と語る“奥深い敗戦”から約2年半
ライター「A」:今や女性騎手の第一人者でもある藤田菜七子騎手ですが、G1制覇にあと一歩と迫ったコパノキッキングとのコンビが解散になって2年。特に、昨年は年間14勝に終わるなど、苦戦が目立っている印象です。
デスク「Y」:去年は故障もあったからね。でも見習騎手の斤量の恩恵がなくなって、壁にぶち当たってることは間違いないね。
ライター「A」:女性騎手ということで2kgの負担重量減はあるんですけどね。
デスク「Y」:そこなんだよ。導入された当時は、藤田騎手しか女性ジョッキーがいないこともあって「菜七子ルール」なんて揶揄されたけど、藤田騎手にとっては相当なプレッシャーだったと思うよ。
ライター「A」:2kgの恩恵がある分、活躍しないとということですか?
デスク「Y」:そういうのもあるかもしれないけど、それ以上にこのルールはJRAとしても初めて導入したわけじゃん? そうなると「本当に2kgで良いんだろうか」って、どうしても手探りになっちゃうよね。
ライター「A」:たしか、すでに導入しているフランスの規定に倣っての2kgでしたね。
デスク「Y」:そうそう。一応の参考例はあるものの、だからって必ずしも2kg減が正解ってわけでもないからね。フランスと日本の違いはもちろんだし、最終的な目的としては何キロが正解とかじゃなくて「女性騎手が男性騎手と互角に渡り合える環境を作ること」だから。
ライター「A」:そのサンプルになったのが、藤田騎手だったと。
デスク「Y」:そんな歴史的な取り組みのサンプルが、たった1人なんだよ? これで勝ちまくったら「1kgでいいんじゃない?」って話になるし、逆に結果が出なかったら「3kgにする?」って話にもなる。自分だけじゃなくて今後、どんどん現れるであろう後進の女性騎手の運命を左右するわけだから。
ライター「A」:今でこそ古川奈穂騎手や永島まなみ騎手がデビューしましたが、そう考えると、たしかに1人っていうのは相当なプレッシャーだったでしょうね。
デスク「Y」:そうそう、オレだったら間違いなく逃げだしてるね。「いやいや、そんな恐れ多いので、そのままで大丈夫です!」って(笑)。
ライター「A」:デスクの場合、恐縮してるんじゃなくて、ホントにビビってるだけですね。
デスク「Y」:その通りだよ! だから、藤田騎手は立派って話だね。
■牧場関係者がSNSで大炎上!? 被害者は皐月賞(G1)を制した種牡馬…一歩誤れば大惨事の顛末
ライター「A」:嶋田牧場の女性スタッフが、エポカドーロの鼻や口元を触るシーンをSNSにアップしたところ、大炎上したそうです。嶋田牧場の公式Twitterでは謝罪の書き込みもあったとか。
デスク「Y」:エポカドーロって、今もう種牡馬だよね?
ライター「A」:はい。シンジケートも組まれているそうです。
デスク「Y」:やっちゃったねえ。目の前にいるのが馬だから、ついペット感覚で「お~、よしよし」とかになるんだろうけど、目の前にサラブレッドがいる状況って、フェラーリとかランボルギーニのピカピカの新車が止まってるみたいなもんだからね。
ライター「A」:気安く触って「指紋つけてんじゃねーよ!」って怒られそう。記事によると、エポカドーロの口の中に手を入れたりしていたそうです。
デスク「Y」:このご時世に濃厚接触ですか……。そういえば、人のコロナウイルスが馬に移っちゃうことってあるの?
ライター「A」:JRAファシリティーズによると「現時点で、ヒトから新型コロナウイルスが馬に感染するかどうかを示す科学的根拠はありません」とのことです。ただ、馬コロナウイルスというのもあるみたいで、過去には、ばん馬が集団感染した例もあるとか。下痢になったりするそうです。
デスク「Y」:マジか、怖いねえ。まさか馬にマスクつけて走らせるわけにもいかないからなあ。
ライター「A」:ちょっと想像してしまいました……(笑)。
デスク「Y」:キミ、たまに変なところで笑うよね?
■JRA「単勝227.3倍」ディープインパクト産駒が異例の挑戦! デアリングタクト撃破で史上最高額「5億5000万円」を生んだ立役者が1年でまさかの転身
ライター「A」:昨年の金鯱賞(G2)でデアリングタクトを破る大金星を挙げたギベオンが、8日の佐賀記念(G3)に出走したことが話題になりました。
デスク「Y」:それで何着だったの? あの馬って確か、(芝と比較してダートで結果が出ていない)ディープインパクト産駒だったよね?
ライター「A」:4番人気に支持されたものの、残念ながら6着に負けています。
デスク「Y」:やっぱり。いやあ、そこじゃないんだよなあ。
ライター「A」:と、言うと?
デスク「Y」:だって、あの金鯱賞以来ずっと勝ってないと思うんだけど、一度も逃げてないんだよね。
ライター「A」:勝ってないどころか、馬券にさえ絡んでないですね。確かに、あの金鯱賞以来、また元の先行に戻ってますね。
デスク「Y」:そうそう。ダート行く前に「やることあるんじゃないの?」って言いたいよ!
ライター「A」:そこまで言うってことは、さては馬券を買ってハズレましたね?
デスク「Y」:ギクッ!
ライター「A」:「ギクッ」って口で言う人、初めて見ました(笑)。ということは、金鯱賞の次のマイラーズC(G2)で買ったんですか?
デスク「Y」:いや、さすがにマイル戦で逃げるのは無理だろうと。次の新潟記念(G3)だね。
ライター「A」:17着に大敗してますね。
デスク「Y」:得意の2000mで、まさか逃げないとは……。
ライター「A」:思い出しました。たしか、あの時「だから岩田望来は重賞勝てないんだよ!」って怒ってましたね(笑)。でも、逃げたショウナンバルディも14着に負けてますよ。
デスク「Y」:まさか逃げないとは……。
ライター「A」:まあまあ、次走は金鯱賞に向かうみたいですし、ここで昨年の再現を期待しましょうよ。(そりゃ馬券当たらないわ、この人)
デスク「Y」:おおっ!俄然やる気になってきたああ!
さて、今週も毎度バカバカしいお話にお付き合いいただきありがとうございました。『GJ』では今週末に開催される重賞関連の記事も多数掲載しております。お手すきの際にご笑覧いただけたら幸いです。
(構成=編集部)