メイショウマンボついに引退へ! 「18連続惨敗」もG1競走3勝の栄光は消えず、ラストランの勇姿に期待

メイショウマンボ(競馬つらつらより)

 2013年のオークスなどG1競走を3勝したメイショウマンボ(牝7 栗東・飯田厩舎)が、4月8日に開催される阪神牝馬S(G2)を最後に、現役引退することがわかった。

 デビュー3戦目からコンビを組んだ武幸四郎騎手とともにクラシックに挑んだ13年。桜花賞を惨敗した後、幸四郎騎手自ら希望しオーナを説得。追加登録でオークスに参戦し、見事勝利を収める。秋には秋華賞、エリザベス女王杯と連勝し、その年の最優秀3歳牝馬の栄誉に輝く。

 4歳春のヴィクトリアマイルでは、逃げるヴィルシーナを捉えられずも2着と、牝馬路線では実力上位の存在だった。

 しかし、夏の宝塚記念を11着惨敗してからは、18戦して一度も馬券に絡めないどころか、掲示板を確保することすらできなかった。まるで糸が切れたようにまったく結果を出せないまま現在に至っている。

 5歳になってからは「いつ引退するのか」という声も頻繁に叫ばれたのも当然か。もう走る見込みがないと判断されても仕方がない状況ではあった。

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