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怪物ファンディーナ「最大」の不安……牝馬69年ぶりの皐月賞制覇、史上初の牡馬3冠への「絶対条件」とは【徹底考察・皐月賞編】

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 勝ちタイムは、中山で行われたフラワーCとしては史上最速の1:48.7。これまでの歴代1位となる桜花賞馬キストゥヘヴンの1:48.9、さらには日米オークス馬のシーザリオが記録した1:49.0を上回るタイムとなった。

 ちなみにこれは、前日の皐月賞トライアル・スプリングS(G2)の1:48.4と0.3秒しか変わらない時計でもある。

 そんな「牝馬の領域」を超えた時計を、馬なりのままでマークしているファンディーナ。現時点でポテンシャルの底はまったく見えておらず、ここ3戦の内容は間違いなく史上最強クラスといえる。

【血統診断】

怪物ファンディーナ「最大」の不安......牝馬69年ぶりの皐月賞制覇、史上初の牡馬3冠への「絶対条件」とは【徹底考察・皐月賞編】の画像2

 父ディープインパクト×Pivotalという配合では、セントライト記念3着のダノンジェラードと青葉賞2着のワールドインパクトの兄弟がいる。牝馬なのでもう少し適性が短くなるかもしれないが、半兄のナムラシングン(父ヴィクトワールピサ)も中距離で活躍しており、あくまで血統的な判断においては桜花賞よりも皐月賞向きといえる。

 また以前ナムラシングンの際にも述べたが、母ドリームオブジェニーの最大の血統的特徴は大種牡馬マキャベリアンの全妹となる3代母Coup de Genieの存在だ。したがって本馬はヌレイエフ系の血とマキャベリアンを併せ持つディープインパクト産駒であり、秋華賞とドバイターフを快勝したヴィブロス、ヴィクトリアマイル連覇のヴィルシーナ姉妹と似通った血統構成となっている。

 ただしヴィブロス、ヴィルシーナ姉妹がBlushing Groomを持っていることに対して、本馬はA.P. Indy。大きな違いはないが、競走馬としての完成はこちらの方が早いのかもしれない。いずれにせよ、皐月賞、日本ダービー(オークス)までは距離の心配をする必要はなさそうだ。

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