荒れに荒れる天皇賞・春(G1)に向けた準備は万全か!? 勝利の武器となれ、穴馬ガイド
先週はフローラSで推奨したアウェイクが13番人気で3着に好走、春の東京開催で幸先のいいスタートを切ることができた。この勢いで今週も穴馬を探していきたい。さて今週のターゲットはもちろん古馬最強ステイヤー決定戦の第153回天皇賞・春(G1)だ。
最強ステイヤーを決めるレースであるにも関わらず、なんとこのレース、あのディープインパクトが勝利してから9年間1番人気が敗退、加えて現在9年連続で1番人気馬が2着にも入っていない波乱の結果が続いているのだ。さらに過去14年で10番人気以下の超人気薄馬が4勝しており、三連単が発売された過去11年では100万馬券が2回、10万馬券が7回、平均配当50万8,912円という大波乱レースなのである。
年間22レース行われるG1レースにおいても間違いなく1~2位を争うほどの波乱レースであり、この天皇賞こそ「一攫千金」を狙うにはうってつけのレースといえるだろう。
さて、ディープインパクトが勝利した年を除く過去9年から穴馬の傾向を探ろう。過去9年で6番人気以下で3着以内に好走したのは以下の9頭。
2007年
エリモエクスパイア 11番人気 2着
2009年
マイネルキッツ 12番人気 1着
2010年
メイショウドンタク 16番人気 3着
2011年
ヒルノダムール 7番人気 1着
2012年
ビートブラック 14番人気 1着
2013年
レッドカドー 6番人気 3着
2014年
ホッコーブレーヴ 12番人気 3着
2015年
フェイムゲーム 7番人気2着
カレンミロティック 10番人気 3着
この中から今年は出走しない外国馬を除いた8頭から出てきた共通ポイントは、
・4~6歳
・3走以内に重賞3着以内の実績あり
・前走は重賞に出走
・前走1~2着もしくは10~11着
・3勝以上
といったあたりだが、人気が見込めるキタサンブラックやシュヴァルグラン、ゴールドアクターを除外して考えると今年の出走予定馬から該当するのは以下の3頭だ。