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2017.04.24 11:10
天才・武豊と帝王・岡部幸雄の意地がぶつかり合った「天と地」の決戦。天皇賞・春(G1)に25年の時を経て再び訪れた「世紀の対決」
編集部
前年の春、メジロアサマ、メジロティターンから続く天皇賞・春の父子3連覇の偉業を担った「平成の盾男」武豊。それは自身がイナリワンとスーパークリークで天皇賞・春を連覇していたからこそ託された、メジロ軍団の悲願そのものだった。
父子3連覇こそあっさりと達成した武豊だったが”重責”から解放されたのも束の間、宝塚記念(G1)では、これまで何度も退けてきた同僚メジロライアンにまさかの敗北。それはまだ”軽傷”だったが、迎えた天皇賞・秋(G1)で単勝1.9倍の人気に応えるように後続を6馬身突き放してゴールするも、まさかの斜行降着処分。
G1では初となる1位入線馬の降着劇だった。
本件に激怒したメジロ軍団はJRAの処分を不当とし、一時はメジロマックイーンのジャパンCと有馬記念の出走を拒否する構えを見せる事態に発展。最終的にはどちらにも出走したが、史上初の惨劇をやらかしてしまった武豊の手綱は冴えず(実際に当時の武豊は11月末からずっと連敗中だった)、本来の走りを見失ったマックイーンは連敗を喫した。
その後、年が替わり始動戦の阪神大賞典(G2)を圧勝していた武豊だったが、やはり「この舞台で、メジロマックイーンが負けるわけにはいかない」という信念があった。決して順風満帆とは言えないコンビだが、この舞台だけは落とすわけにはいかなかった。
戦前の盛り上がりとは対照的に肝心のレースは、あっさりと決着がついた。
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