福永祐一「無情」のジャパンC不参戦!? 若手騎手が悔いた判断ミスも後の祭りか
タイトルホルダー、エフフォーリアの現役2大王者に3歳馬のイクイノックス……。
今年の有馬記念(G1)は近年稀に見る豪華メンバーが集いつつあり、年末には例年以上の大きな盛り上がりを見せるに違いない。
そんな中、この現役最強馬決定戦に高らかと参戦の意向を示したのが、超新星のヴェラアズールだ。
G1初挑戦となった前走のジャパンC(G1)の最後の直線では馬群を縫うように進出。シャフリヤールとヴェルトライゼンデの間に割って入り、そのまま突き抜けた走りはまさに新たなヒーローの誕生を予感させるものだった。
また、この秋は久々に多くの外国人騎手が短期免許で参戦しているが、1着ヴェラアズールのR.ムーア騎手だけでなく、2着シャフリヤールのC.デムーロ騎手、3着ヴェルトライゼンデのD.レーン騎手、4着デアリングタクトのT.マーカンド騎手まで上位を独占。日本のリーディングジョッキー川田将雅騎手が5着と意地を見せたが、改めて世界の名手のレベルの高さを見せつける結果となった。
一方、興行として大いに盛り上がったジャパンCだが、実は馬券売上は211億9667万3600円で、215億573万2400円だった前年から約4億円ダウンしている。
今年は、昨年レース後に引退式を行ったコントレイルのような看板が不在だったこともあるが、ジャパンC単体の売上としては約272億円→215億円→211億円と2年連続の右肩下がり。コロナ禍の「ステイホーム」も相まって売上好調なJRA全体の中で、密かに数字を落とし続けている。
無論、これは今年のメンバーがやや寂しかったことも関係しているが、ジャパンCが「馬券的に魅力的なレースとは言えない」ことも決して無関係ではないだろう。ちなみに近5年(今年は除外)の三連単の平均配当は7800円しかなく、今年も9850円に終わっている。
例えば、年末ジャンボ宝くじの1等賞金が年々上がり続けているように、ギャンブルをする人々の多くは、やはり「デカい夢」に魅力を感じているのだ。
ただ、その点でも抜かりがないのがJRAである。何故なら、当日の裏開催では荒れる短距離重賞の京阪杯(G3)が開催されているからだ。こちらの近5年(今年は除外)の三連単の平均配当は51万1238円。2017年の167万馬券を筆頭に、ここ5年で万馬券を一度も下回っていないレースだ。
今年は1番人気のトウシンマカオが勝利したため三連単は6万910円。京阪杯としては比較的穏やかな決着だったが、2着に10番人気のキルロードが粘り込んでいる辺りが、このレースの難しさだ。「デカい夢」は確かにあるのだが、宝くじ同様それを掴むのは決して容易ではない。
そんな中、今年もこの京阪杯の三連単6万馬券をしっかりと仕留め、穴党の競馬ファンから注目を集めているのが競馬情報サイト『令和ケイバ』だ。
『令和ケイバ』という名が示す通り歴史は浅いものの、先日は京阪杯とジャパンCのW的中。特に1点600円購入を推奨した京阪杯では、この1レースだけで合計36万5460円の計上を実現している。今、まさに全国の穴党ファンから熱視線を浴びているサイトだ。
『令和ケイバ』には、それぞれが独自の情報ルートを持った専属の馬券師が所属しており、結果に応じて莫大な報酬が用意されているという。だが、逆に少しでも結果が出ないと途端に抹消も含めた厳しい環境があり、まさに弱肉強食のプロの争いが繰り広げられているようだ。
その結果、常日頃から彼らがまるで競い合うかのように的中を連発……結果的に『令和ケイバ』の名をますます広めることとなり、今や全国の馬券師にとって「所属していること自体がステータス」とさえ言われている。
一体、何が彼ら腕利き馬券師を『令和ケイバ』に駆り立てるのか。関係者に話を聞いてみた。
――『令和ケイバ』には、全国から馬券の腕自慢が集結して、競い合うように的中の山を築いているとか。一体、何故『令和ケイバ』に腕利きが集まっているのでしょうか?
『令和ケイバ』広報担当者(以下、担当者):「全国の馬券師」というと特別な響きがあるかもしれませんが、起きている現象としては一般的な企業と同じだと思います。
――特別なことではない?
担当者:例えば、すごく上手くいっている企業があれば、皆さん「そこに入りたい」「高いレベルで自分の力を試したい」と思うじゃないですか。結果的に優秀な企業には優秀な人材が集まって、企業はますます大きな成果を上げることができます。それと同じで『令和ケイバ』も結果が出れば出るほど、我も我もと優秀な馬券師が集まっているというわけです。
――なるほど。いい循環が生まれているわけですね。それはそうと、先月の京阪杯の6万馬券的中はお見事でした。10番人気のキルロードの2着激走がポイントだったと思いますが、何か「買い要素」があったのでしょうか?
担当者:ありがとうございます。キルロードについては今回、若手の菊沢一樹騎手から福永祐一騎手に乗り替わっていたことが大きなポイントでしたね。
――いわゆる鞍上強化というやつですね。
担当者:福永騎手を軸に考えれば、競馬がもう少し深く見えますよ。福永騎手ほどのトップジョッキーなら、本来は表のジャパンCに参戦しているはず。ただ、福永騎手は10月の天皇賞・秋(G1)でシャフリヤールに乗る予定でしたが、C.スミヨン騎手の来日がなくなったことで急遽ジオグリフに乗ることになった経緯がありました。
――確かスミヨン騎手が、レース中にライバルに肘打ちして落馬させてしまったとか……。
担当者:そうです。ただ福永騎手からすれば、本来このジャパンCもシャフリヤールとのコンビで参戦することになっていたはず。しかし、ジオグリフが12月の香港C(G1)に回った関係もあって、この一件でジャパンCの騎乗馬がいなくなってしまったわけです。
――それで仕方なく、裏の京阪杯に騎乗したと。
担当者:もちろん、ジャパンCに騎乗する選択肢もあったと思います。例えば、松山弘平騎手が騎乗したシャドウディーヴァが前回勝ったのは福永騎手とのコンビ。デアリングタクトに乗れなくなったことで急遽“代役”と約3年ぶりにコンビを組んだ松山騎手でしたが、そこに陣営が良いイメージを持っている福永騎手が現れたら、どうなっていたかはわかりません。
――なるほど、福永騎手はそういった可能性を見限って、あえて裏の京阪杯に乗ったわけですね。しかし、肝心の騎乗馬キルロードは10番人気の穴馬でしたよ?
担当者:人気は馬券を買うファンが決めるものですから。例えば、この馬が「2走前にG1で3着した馬」と見ればどうですか?
――あっ、そういえばキルロードは今年の高松宮記念(G1)で3着に激走したんですよね。G3のメンバーなら大威張りできるじゃないですか。
担当者:前走の函館スプリントS(G3)で6着に負けたことで人気を落としていたようですが、実はこのレースには明確な敗因があって……。陣営の事情に深く入り込む話なので、詳細はちょっとここでは控えさせていただきたいのですが……。
――えーっ、そうおっしゃらずにお願いします!
担当者:うーん、わかりました。話せる部分だけお話しします。この函館スプリントSは最初の600mが32.8秒というハイペースでした。
――キルロードが好走した高松宮記念が33.4秒、京阪杯が33.3秒……確かに速いですね。3番手からの競馬でしたし、それで最後に苦しくなってしまったんですね。
担当者:それもあるんですが、最大の原因はハナ争いをしたビアンフェとレイハリアに競り掛けてしまったことなんですよね。レース後に菊沢騎手も「ペースは速かったですが、主張していくしかありませんでした」と後悔していたらしいですが、高松宮記念と違って内枠(2枠4番)だったので、内で包まれることを嫌ったのかもしれません。
――その結果、ビアンフェとレイハリアをより加速させてしまったというわけですね。じゃあ、菊沢騎手はこの騎乗が原因で降ろされてしまったというわけですか?
担当者:その辺りはご想像にお任せします(笑)。ただ、京阪杯はスタート直後にビアンフェがハナを主張する函館スプリントSと似たような展開でしたが、福永騎手はあっさりとハナを譲っています。
――函館スプリントSの教訓を活かしたわけですね! さすが福永騎手、あえてジャパンCではなくて京阪杯に乗った理由もなんとなくわかりました!
担当者:この話はある馬券師の方から聞いた情報だったのですが、予想をする側からすれば、これらがそっくりキルロードを狙う1つの理由になるわけです。前々回にG1で3着だった馬がG3で10番人気だったのは、我々にとっても幸運でした。
――菊沢騎手から福永騎手への鞍上強化という点しか見えていませんでした……。『令和ケイバ』さんのように日頃から現場に接していらっしゃる馬券師の方がいれば、乗り替わり1つでも時系列を追って深読みできるんですね。よく馬券予想は「点ではなく線で見ろ」と言われますが、こういうことなんですね!
担当者:ありがとうございます。もちろん直近のキルロードの動きもチェックしていますし、情報収集として田村康仁先生(調教師)や厩舎スタッフだけでなく、菊沢騎手や福永騎手、内田博幸騎手など過去に騎乗したジョッキーの話も調査しての判断です。
――なるほど、1頭の馬でもそれだけしっかり情報収集しているからこそ、あれだけ予想が当たっているというわけか。ありがとうございます、勉強になりました!
『令和ケイバ』の担当者に話を聞いて思ったことは、我々のような素人と『令和ケイバ』のような予想のプロ組織では、1つのレースを予想する際に掛ける「時間やエネルギー」が比べ物にならないということだ。
我々が予想する際は1人1人が勝手に競馬新聞やネットを見て、レースの結果をあーでもない、こーでもないと妄想するのが関の山……。
それに対してプロは、まず1頭1頭に人材を派遣し「現場の声」を直接、必要な分だけ引き出してくる。最終的には、そこに集まった膨大な情報を統合して予想を組み立てているのだから、そもそも素人とプロで結果に差が付くのは当然の話だろう。
何事も専門的な知識が問われる分野は「プロ」に任せた方が得策――。深い知識と見識が結果に直結する競馬予想ならなおさらだろう。
幸い、『令和ケイバ』は現在新規の会員募集を行っており、今なら会員特典として【期間限定】厳選5点情報が無料で提供されるという。手続きも、メールアドレスを登録するだけの簡単な作業で済むようだ。それも一度会員になれば「ずっと無料情報を利用できる」というのだから、それだけでも大きな価値がある。
今週末の朝日杯フューチュリティS(G1)、そして年末の有馬記念……。今年の競馬はまだまだ楽しみなレースが目白押しだ。そこに『令和ケイバ』の予想でお宝馬券をゲットできれば、さらに楽しみな年末が待っているに違いない。
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※本稿はPR記事です。