日本ダービー(G1)観戦レポ! レースはもちろん、グルメ・アミューズメント施設など魅力は満載!! 1日中楽しく過ごせる競馬場へ行こうっ!!!
前半の1000メートルは63秒2の超スローペース。主導権を握ったのはマイスタイルでした。思ったよりも遅いペースに動揺した騎手も多かったはず。予想外の展開に会場もザワつきます。
しかし1000m通過手前でさらなる”どよめき”が!「何か上がってきてるぞ~!」向正面に入ったところで後方にいたはずのレイデオロが、一気の進出を開始したのです。この超スローペースの展開を、C.ルメール騎手は早めに見越して動いたのでした。
湧き上がる大歓声とともに駆け上がるレイデオロと、粘るマイスタイルに視線は釘付け。「嘘だろ!このままいっちゃうぞ!!」「差せルメール~!」「ノリ! そのまま!!」さまざまな言葉が飛び交います。誰もがテンションMAXです! 私も大声を張り上げてしまいました!!
最後の直線。マイスタイル以外の馬が外に持ち出されると、最初に先頭に立ったのはレイデオロでした。外からスワーヴリチャードも脚を伸ばしましたが、レイデオロの勢いは止まりません。
そして大外からはアドミラブルが猛追。しかし逃げ粘るマイスタイルを交わすのが精一杯でした。でも、やはりこの馬は強いですね。枠が内だったら勝てたかもしれません。
結局、そのままレイデオロが先頭でゴールに飛び込み勝利。ルメール騎手が3度目の挑戦で日本ダービーの栄冠を手にしました。ルメール騎手の判断が勝敗のポイントだったことは間違いないでしょう。あの「神騎乗」に観客も大興奮でした!
馬券は2,220円の的中! まぁ3,500円買っていたのでトリガミですが……。的中を獲れたので良しとします。何よりも、こんな素晴らしいレースを生で観戦できたのですから、それだけで満足です!! 来場された方々も大満足だったのではないでしょうか。
今回ご紹介したのは魅力の一部です。まだまだ競馬場には楽しいことがありますし、何よりも生でレースを観て欲しいですね。ぜひとも実際に行って堪能してください。
ちなみに今週は阪神競馬場で鳴尾記念(G3)、東京競馬場では春のマイルチャンピオンを決する安田記念(G1)が開催されますよ! 競馬場で楽しい1日をお過ごしください!!
(文=デニス坂本)