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関屋記念(G3)「ゴルシの許嫁」が主戦と初タッグ! 一昨年の覇者ロータスランドが夏の新潟で復活を期す

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 つかの間の2場開催も終わり、今週末からは札幌・新潟・小倉の3場開催となる中央競馬。サマーマイルシリーズ第3戦として、真夏の新潟を舞台に行われるのが関屋記念(G3)だ。

 中京記念(G3)の1・2着馬をはじめ、注目のマイラーが揃った一戦だが、特に注目したいのが、2021年にこの関屋記念を制しているロータスランド(牝6歳、栗東・辻野泰之厩舎)である。

 昨年2月の京都牝馬S(G3)を最後に8戦にわたって白星からは遠ざかっているものの、今年は高松宮記念(G1)とヴィクトリアマイル(G1)がともに6着と善戦。勝ち馬との差は、それぞれ0秒5差と0秒6差。6歳を迎えても、なお衰えは感じさせないパフォーマンスを見せている。

 しかも、今回はキャリアで2走して1勝・2着1回と相性のいい新潟が舞台。最後に新潟を走ったのが2年前の関屋記念だが、その時の2着馬は後に重賞を2勝するカラテであり、3着馬は今年のヴィクトリアマイルを勝利し、安田記念(G1)を連覇するソングラインだったことを考えれば、その一勝の価値もより輝く。

「ゴルシの許嫁」が主戦と初タッグ!

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内田博幸騎手 撮影:Ruriko.I

 加えて、このタイミングで内田博幸騎手との新コンビが誕生するというのも注目すべきポイントになる。

 近年は苦しい戦いを強いられていたベテランだが、今年は春にNHKマイルC(G1)をシャンパンカラーとのコンビで優勝。自身3年ぶりとなる重賞勝利を5年ぶりのG1制覇で飾った。

 また、一部のファンがロータスランドとの新コンビ実現に沸いた理由のひとつに、小林英一HDの勝負服を身にまとった内田騎手が大舞台で見られるという点もある。

 同タッグと言えば、その破天荒な伝説の数々から今なお根強い人気を誇る名馬・ゴールドシップが思い起こされる。しかし、近年は“共闘”の機会も少なくなり、2020年3月14日が最後。重賞に限れば、ランドネで挑んだ2018年のオークス(G1)以来でなんと5年ぶりとなるのだ。

 ロータスランドと言えば、もともと「ゴールドシップの種牡馬事業の支援」を目的に小林英一HDがアメリカまで買い付けに行き、日本に持ち込んだという経緯がある。それでいて競走馬としても2億円超の賞金を稼いでいる孝行娘だが、やはり6歳を迎えて“本来の仕事”に移行する時が近づいていることは間違いない。

 そんなタイミングで、ゴールドシップの主戦だった騎手が数々の栄光を手にした勝負服を再び身にまとい、海を越えてはるばるやってきたロータスランドの手綱を取るという展開に、ファンからは期待の声があがっている。

 “許嫁”の背中をよく知るベテランとの出会いが刺激となって、約1年半ぶりとなる勝利を掴むことができるか。新たな鞍上とともに新潟に帰ってくる一昨年の覇者の一変に期待したい。

GJ 編集部

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