デムーロ騎手「3週連続G1競走3着」の珍記録達成!「全部同じレース」でも実力はやはりダントツ?
4日の安田記念(G1)は、外から一気の末脚でサトノアラジンが勝利。馬場や位置取りなどすべてが同馬にとって追い風となり、見事に初戴冠となった。
外から一気と記したが、実はもう1頭、大外から脚を伸ばして3着を確保した馬がいる。レッドファルクス(牡6 栗東・尾関厩舎)だ。昨年スプリンターズSを制し、今年の高松宮記念でも3着と一流のスプリンターだが、マイルでも一定の結果を残してみせた。
鞍上はM.デムーロ騎手。6日時点で全国リーディング2位の70勝を上げる名手だ。不安もあったレッドファルクスをしっかり馬券圏内に持ってきたあたり、さすがの一言に尽きる。
リーディング1位はC.ルメール騎手だが、同騎手は安田記念で史上初「4週連続G1制覇」がかかっていたが、周囲の徹底マークによりあえなく撃沈した。1番人気の期待に応えることはできなかった。
その一方、デムーロ騎手はしっかり「記録」を継続していたわけだが……。
「デムーロ騎手はオークスのアドマイヤミヤビ、日本ダービーのアドミラブルに続き『3週連続G1競走3着』を達成しました。喜ばしいことなのかは微妙ですが……。
ちなみにすべ てのレース『大外一気』で、レースの大勢が決した後に飛び込んでの3着とまるで再生ビデオを見ているかのような印象。ファンの間でも『全部一緒じゃないか』とツッコミが入っていますよ」(記者)