リエノテソーロの調教師からビッグマウスが止まらない!?「エピカリスと互角」「この馬は天才」持ち上げられまくった断トツ本命馬の運命や如何に……
「ここは勝ってもらわないと」
18日に東京競馬場で行われるユニコーンS(G3)で1番人気が濃厚なリエノテソーロを管理する武井亮調教師が”ラッパ”を吹きまくっている。
確かに当面のライバルとみられていたアディラートが除外の憂き目に遭い、実質的にリエノテソーロの「1強」と目されてもおかしくはない今年のユニコーンS。本馬が唯一の重賞勝ち馬であり、それもG1馬と実績面では断トツの存在だ。
そういう状況もあって、陣営としても「負けられない」という思いが強いのだろうか。指揮官の武井調教師は「この馬は天才」「結果を出してもらわないと困る」など、週中からしきりに怪気炎を上げまくっているようだ。
さらには「3歳世代では、エピカリスとうちの馬がダートではトップ」とドバイのUAEダービー(G2)で2着し、米国のベルモントSにも駒を進めた「10年に一頭の逸材」と噂される大器とリエノテソーロが”互角”と評している。
32歳という若さでJRAの調教師試験に合格し、今年で4年目を迎えている武井調教師。昨年にはリエノテソーロで挑んだ交流重賞の全日本2歳優駿で、早くも”G1初制覇”を飾った新鋭だ。その姿は、さながら青年実業家といったところか。