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【ファンタジーS(G3)展望】C.ルメール&川田将雅「不在」で重賞チャンス到来! 若手VSベテランの「20歳差対決」に注目

【ファンタジーS(G3)展望】C.ルメール&川田将雅「不在」で重賞チャンス到来! 若手VSベテランの「20歳差対決」に注目の画像1
撮影:Ruriko.I

 11月4日、京都競馬場では2歳牝馬限定重賞のファンタジーS(G3)が行われる。当該週は米国のブリーダーズCが開催されており、C.ルメール騎手と川田将雅騎手らが国内不在となる。当レースにも、その影響が出そうだ。

 過去2戦でルメール騎手が手綱を取ったテラメリタ(牝2歳、栗東・須貝尚介厩舎)。素質は今年のメンバーの中でも屈指の存在だ。

 6月の阪神2歳新馬(芝1600m)を逃げ切って世代一番星を挙げたテラメリタだが、その初戦はゲート入りに時間を要し、スタートで後手を踏むなど若さを露呈した。ただダッシュを利かせて、ハナを奪取。「(道中で)物見をしていた」というが、直線でしっかりと加速し、最後は2着馬に3馬身半差をつけて逃げ切っている。

 2戦目は札幌のクローバー賞(OP)に出走。再びスタートで遅れたが、今回は先手を奪うどころか先行もできず。中団やや後方を追走し、直線勝負にかけたが、伸びきれず4着に敗れた。

 レース後にルメール騎手が「この馬場で進んでいきませんでした」「こういう馬場は走りにくかった」とコメントしたように、敗因は稍重の洋芝か。「良馬場ならもっといい脚が使える」というルメール騎手のコメントもあり、速い時計が出ている京都へのコース替わりはプラスとなるだろう。

 ただし今回はルメール騎手が米BC参戦のため不在。ルメール騎手と同じ44歳の秋山真一郎騎手が代打を務める。JRAの重賞を通算38勝している腕利きだが、21年の京阪杯(G3)を最後に重賞勝利からは遠ざかっている。突如巡ってきたチャンスを生かすことができるか。


 テラメリタと同厩、かつ同じブリックスアンドモルタル産駒のクイックバイオ(牝2歳、栗東・須貝尚介厩舎)もデビューから3戦は川田騎手が手綱を取っていたが、こちらもBC参戦のため乗り替わりを強いられる。

 6月の阪神2歳新馬(芝1800m)でデビューしたクイックバイオは、2番人気に支持されたが、2番手追走から直線で失速し6着。距離を300m短縮して臨んだ続く札幌芝1500mの未勝利は早め先頭に立つ積極策で押し切って初勝利を挙げた。

 前走はさらに100m距離を短縮してききょうS(OP)に出走。好位3番手につけると、直線で抜け出して2連勝を飾っている。レース後に川田騎手は「返し馬の雰囲気が前回より元気。その分、内容良く走れた」とコメントしたように、レースを重ねながら徐々に内容が良化しているのは間違いないだろう。

 今回、その川田騎手に替わってクイックバイオに跨るのは24歳の西村淳也騎手だ。先週末時点で全国リーディング10位につけ、重賞も4勝とブレーク中の若手。ここで更なるアピールをしておきたいところだろう。


 芝・ダートで活躍したアジアエクスプレスの産駒、ピューロマジック(牝2歳、栗東・安田隆行厩舎)も不気味な1頭だ。

 デビューは東京ダート1400mだったが、なんと最下位16着に惨敗。しかし、芝に転じた2戦目の札幌1500m戦で3着と巻き返しに成功すると、続く札幌芝1200mの未勝利戦を勝ち上がった。

 その前走はスタートを決めて楽にハナを切ると、直線で後続を突き放し、最後は2着馬に10馬身の差をつけている。

 2戦目から鞍上を務める斎藤新騎手は「いい形で勝てましたし、今後もテンションとの闘いにはなりますが、能力は上でも通用すると思います」と条件付きではあるが、将来の活躍に期待を膨らませている。今回は1ハロンの距離延長がカギとなるが、レース前にイレ込み過ぎなければ勝機は巡ってきそう。鞍上は引き続き斎藤騎手が務める。


 セントメモリーズ(牝2歳、美浦・斎藤誠厩舎)は、福島で新馬戦を勝利。2戦目のききょうSは道中最後方から上がり最速の末脚で追い込んでクイックバイオの2着に健闘した。鞍上はデビューから手綱を取り、追い切りでもほぼ付きっ切りで跨っている石川裕紀人騎手が務める。


 新馬、りんどう賞(2歳1勝クラス)を制してデビュー2連勝中のキャプテンネキ(牝2歳、栗東・杉山晴紀厩舎)は、前走で京都7ハロンを経験済み。5着まで0秒1差以内の激戦を勝ち切った勝負根性を発揮できれば勝機はある。


 この他には、デビュー戦を逃げて7馬身差で圧勝したシュークリーム(牝2歳、栗東・西村真幸厩舎)、前走の小倉2歳S(G3)で3着に健闘したキャンシーエンゼル(牝2歳、栗東・鈴木孝志厩舎)、未勝利、フェニックス賞(OP)を連勝中のシカゴスティング(牝2歳、栗東・庄野靖志厩舎)、前走のすずらん賞(OP)を快勝したドナベティ(牝2歳、栗東・矢作芳人厩舎)など伏兵陣も多彩だ。

 これまでにスイープトウショウやラインクラフト、4年前のレシステンシアなど、このレースを制してG1馬に駆け上がった名牝も少なくない。今年も将来の大物候補は潜んでいるのか。発走は11月4日の15時45分を予定している。

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