オルフェーヴル産駒続々デビュー! ダートでも大活躍必至か?
今週開催されるレースに、三冠馬オルフェーヴルの産駒が複数頭出走を予定している。
まず福島競馬場のダートレース(1150m)にオルフェーヴル産駒で中央デビュー2頭目となるデュークストリート(牝2、美浦/中舘英二厩舎)が出走する見込みだ。
デュークストリートの母馬はダートの短距離戦で通算3勝のクォリティシーズン、近親には中央競馬で6勝をあげたティエッチグレースがいる。
そしてその翌日にはマイネルミシシッピ(牡2、美浦・畠山吉宏厩舎)、ラブザワールド(牝2歳、美浦・黒岩陽一厩舎)の2頭が福島競馬場の芝1800mで異母兄弟馬が初対決する予定。
マイネルミシシッピの母馬は、中央で5勝をあげ、13年の京都牝馬S(G3)で2着にも入った経験を持つエーシンメンフィス。一方のラブザワールドは、母馬ドナパフュームで母父はジェンティルドンナの父馬であるベルトリーニという良血馬だ。
「オルフェーヴルが気性難だったことで知られているため、産駒にはその傾向が引き継がれるかと思われていました。ですが、先週出走したモカチョウサンは難しさが出ませんでしたね。今週はついに産駒がダートでデビューします。こちらにも適性が見られれば、今後はダートを主戦場にしていた牝馬にも多く種付けされるのではないでしょうか」(記者)
またオルフェーヴル産駒は中央競馬だけでなく、もちろん地方競馬にも出走する。28日には門別競馬第8レースのスーパーフレッシュチャレンジ(ダート、1700m)にタイガーハウスが出走を予定している。
次々とデビューを飾り始めたオルフェーヴル産駒たち。偉大なる父を超える活躍を見せる馬は誕生するのだろうか? 今後も注目していきたい。