「史上最強馬決定」!? 『Winning Post』主催ドリームレースの勝者は”あの”レジェンド?
放送されたレースでは、まずスタート直後にキタサンブラックがハナを奪い、それにアグネスタキオン、テイエムオペラオー、オグリキャップらが続く。中盤ではキタサンブラックが快調に飛ばし、後続を大きく引き離した。だが、第3コーナーを回ってから、まずジェンティルドンナが一気のまくりで先頭をうかがう位置へあがっていくと、ほかの馬も徐々に加速してキタサンブラックとの差を詰めはじめる。そして最後の直線に入ると、各馬が一斉に進出。残り200mではどの馬がトップなのかがわからなくなるほどの混戦になった。
その激戦を制したのは、大外から目の覚める伸びを見せたテイエムオペラオー。2着以下は、シンボリルドルフ、エルコンドルパサー、ディープインパクト、アグネスタキオンと続いた。決着がついたものの、ゴール板前ではどの馬もほとんど差はなかった。まさに実力が拮抗した勝負だったことがわかる。
この結果に異論を持つ者も出てくるだろう。また2400mという中長距離レースでの戦いではなく、距離、また競馬場などの条件面を変えて行えば、違った結果が出てくる可能性もあるはずだ。
今回のドリームレースでは、テイエムオペラオーにひとまず軍配があがった。ただ、当然ながら最強馬論争の決着などつくわけがない。我々競馬ファンの論争は永久に続くはずだ。