ゴールドシップ初産駒がセレクトセールに登場予定!! 順調な種牡馬生活を送るも気になるのはあの”ムラッ気”!?

※画像:ゴールドシップ 『競馬つらつら』より

 いよいよ来週に迫ったセレクトセール。国内最大規模で行われるサラブレッドの競りとして、今や海外の関係者からも注目されている。その場に今年は「予測不可能」や「天衣無縫」と称され、G1・6勝をあげたゴールドシップの初産駒が登場すると話題となっている。

 現役を引退し、昨年度から種牡馬になったゴールドシップの種付け数は109頭にも及んだという。「スポーツ報知」の取材に対し、担当のスタリオン責任者・福田一昭さんは「牝馬を待たせない手際の良さが際立っています」とその順調な種牡馬生活を語っている。実際、物覚えがよく、5分もかからず種付けを終えることがほとんどとのこと。

 そのゴールドシップの初仔の中からセレクトセール当歳へは、マイジェンの2017、ジャズプリンセスの2017、アブソリューションの2017、タニノハイクレアの2017の4頭が登場する。ゴールドシップの産駒は芦毛が多いといい、実際セレクトセールに登場する4頭のうち、2頭が芦毛だ。

 それぞれの母馬を見ていこう。まずマイジェンは米国産馬、父馬は2000年のケンタッキーダービー(G1)を制したフサイチペガサスだ。続いてジャズプリンセスは、アサシS、愛パークS(ともに愛国・G3)を制すなどの実績を残している。そしてアブソリューションは地方をメインとして活動、その父馬はスプリンターとしてならしたタイキシャトルだ。最後のタニノハイクレアは父馬がクロフネで、自身も現役時は重賞に出走するなどたしかな実力を持っている。それぞれ、どれだけの値がつくのかが今から楽しみだ。

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