![GJ](/wp-content/themes/g-journal/pc/img/entry/icon-gj.png)
ジャンタルマンタル、NHKマイルC(G1)大本命に急浮上!? 川田将雅「素晴らしいレース」もう1頭の有力お手馬「鞍上未定」の裏事情
![ジャンタルマンタル、NHKマイルC(G1)大本命に急浮上!? 川田将雅「素晴らしいレース」もう1頭の有力お手馬「鞍上未定」の裏事情の画像1](/wp-content/uploads/2024/04/jantarumantaru.jpg)
3着も改めて強さを見せつけた、2歳王者のジャンタルマンタル
14日、中山競馬場で行われた皐月賞(G1、芝2000m)は、2番人気のジャスティンミラノが優勝。2月の共同通信杯(G3)に続く連勝で、無敗のままクラシックの主役に躍り出た。
逃げるメイショウタバルが記録した1000m通過57.5秒は、今年で84回を迎えた皐月賞の中でも最速。同馬が最下位、2番手追走のシリウスコルトが14着に大敗していることからも、今年は歴史に残る激流だったと言えるだろう。
そんな流れの中、勝ち馬に勝るとも劣らない強さを改めて示したのが、2歳王者のジャンタルマンタル(牡3歳、栗東・高野友和厩舎)ではないだろうか。
先行勢にとって致命的な流れを5番手から抜け出したジャスティンミラノは、現時点で一枚上の存在だ。中団から競馬したコスモキュランダとクビ差という着差以上に強く、続く日本ダービー(G1)では抜けた1番人気になってもおかしくない。
だがジャンタルマンタルは、そんなジャスティンミラノより、さらに前の3番手からのレース。3着に敗れたものの早めに先頭に立つ積極策で、残り100mまでは「この馬が今年の皐月賞馬」と誰もが思うほどの力走だった。
これには主戦の川田将雅騎手も「全力でトライして素晴らしいレースをしてくれたと思います」と手放しで絶賛している。
「川田騎手も『最後の1ハロンは完全に止まった』と振り返っていましたが、G1ならではの勝ちに行く競馬は『さすが現リーディングジョッキー』の一言。もともと2000mの距離が懸念されていたジャンタルマンタルですが、朝日杯フューチュリティS(G1、芝1600m)を勝った2歳王者の貫禄は十分に示したと思います。
ただ、このままさらに距離が2400mに延びる日本ダービーに進むのは、さすがに厳しい気がします。次走はまだ発表されていませんが、やはり5月5日のNHKマイルC(G1、芝1600m)に進むのが妥当でしょう。もし出走するなら、今日の走りを見る限り大本命に推されるのは確実でしょう。それくらい強烈なパフォーマンスだったと思います」(競馬記者)
川田騎手 もう1頭の有力お手馬「鞍上未定」の裏事情
![ジャンタルマンタル、NHKマイルC(G1)大本命に急浮上!? 川田将雅「素晴らしいレース」もう1頭の有力お手馬「鞍上未定」の裏事情の画像2](/wp-content/uploads/2023/10/Ruriko.I_20230528_kawadayuuga_229.jpeg)
気になるジャンタルマンタルの次走について、管理する高野調教師は「馬の経過を見て、NHKマイルCか、日本ダービーか相談します」と選択肢を残している。
「主戦の川田騎手には、シンザン記念(G3)を勝ったノーブルロジャーというお手馬もいます。順当なら川田騎手とのコンビ継続でNHKマイルCが想定されますが、どうやら現時点では出走を予定しているものの『鞍上は未定』とのこと。
陣営は『来週には決まる』と話していますが、これはやはりジャンタルマンタルとの兼ね合いでしょう。川田騎手がどの馬に騎乗するのかは、NHKマイルCの大きなポイントの1つになりそうです」(別の記者)
今年のNHKマイルCにはノーブルロジャーの他にも、トライアルのニュージーランドT(G2)を制したエコロブルームや、アーリントンC(G3)を勝ったディスペランツァら王道路線組に加えて、桜花賞(G1)で2着した2歳女王アスコリピチェーノも参戦予定と好メンバーが想定されている。
だが、ここに皐月賞で改めて強さを示した2歳王者が加われば、形成は一気に変わってくるだろう。ジャンタルマンタルの動向に、さらなる注目が集まりそうだ。
PICK UP
Ranking
5:30更新【クイーンS】ボンドガール武豊は「仲間外れ」の孤軍奮闘!? 「休み明け」C.ルメールは新潟ではなく札幌参戦
競馬学校「主席」の“天才騎手”が存在感。田口貫太、小林美駒だけじゃない「上手くなる」第2の師匠とのコンビでトップジョッキー並みの結果
藤田晋オーナーに強力援軍!? 「チーム・スターズオンアース」で“周回遅れ”の初陣…シュヴァルグラン産駒は遅れてきた大器となれるか
- 今村聖奈、小林美駒、古川奈穂が戦線離脱…「新人女性騎手」にかかる期待 過怠金「計16万円」若手騎手が土日で4回の制裁! 2年目若手騎手「まるで宝くじ」と話題!?【週末GJ人気記事ぶった斬り!】
- サトノカルナバル、ピコチャンブラックに続く「大物候補」が登場!? 今週デビューのキタサンブラック産駒は「古馬重賞ウイナー」と互角の動き
- 「騎乗依頼を受けない」トップジョッキーやベテランも?JRAから来年は4週間の通達済み…「名ばかり」暑熱対策に中堅騎手が不満
- キャプテン渡辺「面白き新潟競馬」に秘策あり?「予想もクソもありません」アイビスサマーダッシュの予想は枠が出てから【徒然なる神のくず競馬トーク】
- C.ルメール×名門クラブの快速馬がデビュー!スタートダッシュ失敗も「シンボリクリスエス後継候補」の父に初勝利もたらすか
- 永島まなみと「同期」の女性騎手が待望の戦線復帰!「かんちゃん帰ってくる頃には」今村聖奈も9月中にカムバックの可能性
- 武豊「マジック炸裂」も次走で鞍上問題発生!? 一撃“5億円”獲得「世代ナンバーワン牡馬」が参戦予定
関連記事
【福島牝馬S(G3)展望】今年「50戦0勝」騎手が本命馬に騎乗!? リバティアイランドに迫った実力を示せるか
【マイラーズC(G2)展望】「G1級」ソウルラッシュVS「G1馬」セリフォスが7度目対決!中山巧者の「アノ馬」もそろそろ関西で勝ってええやん?
【フローラS(G2)展望】G1馬の姉譲りの切れ味アドマイヤベルが不動の主役か。「2戦2勝」クリスマスパレードはオークス向き
古川奈穂「重賞チャンス」3歳快速馬で圧巻の逃走V! 「最後も余裕がありました」矢作芳人厩舎「30.5%→21.8%」でも進む“親離れ”?
アーモンドアイの近親が「豪脚一閃」でデビュー戦快勝! この血統でも「単勝万馬券」の超人気薄、「レース前に気づけていれば」の声も