夏の新潟「パドックウォーク」が早くも話題沸騰!? 昼休みのパドック開放に「普段は入れないから興味ある」一部では懸念も
熱戦が繰り広げられた夏の福島競馬も21日をもって終了。27日からは夏の新潟開催がスタートする。
来月4日までは暑熱対策の一環として、9時35分に1Rがスタート。11時35分の5R終了後から15時10分発走の6Rまで、約3時間半の休止時間が設けられる。メインは7Rで従来通り15時45分にゲートが開き、最終12Rは18時25分の発走となる。
そんな今夏の新潟開催で話題になっているイベントの1つが「パドックウォーク」だ。
パドックを開放する画期的イベント「パドックウォーク」
これは暑熱対策が行われる7月27日、28日、8月3日、4日の4日間、12時00分~13時20分までの間、パドックを開放するというファンサービス。休止時間が設けられる今夏の新潟だからこそ誕生した画期的なイベントといえる。
競馬場に行けば多くの人がパドックにも立ち寄ることだろう。普段は画面越しに見ている馬やジョッキーが間近に見られることで感動を覚える一方で、柵の向こう側はまた別世界のようにも感じられた。パドックウォークではその場所へ足を踏み入れることが可能となる。
この新イベントが発表されると、SNSやネット掲示板にはファンから「これは新潟競馬場に行くしかない!」「パドックウォークめっちゃええやん」「普段は入れない所だから興味ある」「とま~れ~って叫ぶ人とか絶対いそう」など、歓迎の声が多く寄せられた。
ただ、昼過ぎといえば最も気温の上がる時間帯でもある。そのため「暑熱対策で競馬休止中の暑い時間帯に実施するのは引っかかる」「日陰のないパドックを炎天下に歩くのは……」といった懸念の声も一部から出ている。
水分補給など暑さ対策は万全にしたい
「これは面白そうなイベントですね。パドックに入れる機会などまずありませんので、個人的にも参加して馬の気分を味わってみたいところ。当然、相当の暑さが予想されるので、水分補給などはしっかりとした上で参加したいです。
ちなみにパドックウォークが行われる27日から来月4日の新潟開催は、フリーパスの日で入場無料となっています。それだけに同イベントも混雑することが予想されます」(競馬記者)
また、パドックウォークはピンヒール・ハイヒール・スパイクなど、パドック内を傷める可能性のある履物での入場は不可とのことだ。
初回となる今年が大盛況とれば、毎年恒例のイベントとなるかもしれない。ルールをしっかりと守り、万全の暑さ対策をした上で楽しみたい。