競馬で「設定6」登場にパチスロファン大喜び!?初コンビの騎手は幸運の使者か…珍名馬の「確勝級勝利」に注目集まる
そして公営競技ではないものの、競馬と同じくパチンコやパチスロを楽しんでいるファンもおり、中にはその両方をやっているケースもあるだろう。
しかし、一見何も関係のなさそうなこれらが、まるでコラボレーションでもしたかのような出来事が、先週末の土曜札幌で発生した。
競馬で登場したパチスロ用語に驚くファン続出
それは、札幌7Rの1勝クラス(ダート1000m)に注目を集めた珍名馬が出走していたからだ。
このレースで1番人気に支持されたのは、前走の未勝利戦を7馬身差で圧勝していたセッテイロク(牝3、美浦・竹内正洋厩舎)なのだが、「設定+6」と登録された馬名の由来に驚いたファンが続出した。
というのも、この「設定6」というのはパチスロファンにとって非常になじみのあるワードだったからだ。
ちなみにどのような意味なのかというと、スロットは大当たり確率が6段階に分かれており、「設定1」が最も確率が低く、数字が増えるにつれて確率が高くなるというもの。つまり、「設定6」なら確勝級の好条件といったところか。
ネットの掲示板やSNSでもユニークな馬名に気付いたファンから「おそらく馬主がスロット好き」「こんなの絶対買っちゃう」「しかも1番人気(笑)」と反応する声も見られたように、パチスロファンのハートも鷲掴みにしたようである。
「実際のレースでも人気に応えて勝ちましたね(笑)。果敢にハナを奪って、2着馬に1馬身1/4差をつける堂々の押し切り。一度は先頭を奪われましたが、差し返す勝負根性も見どころ十分でした。
名前だけでなく実力もある馬ですから、ダートの短距離で活躍してくれそうです。ちなみに馬主の由井健太郎さんは、ほかにも変わった名前の馬を複数所有している方です。シンリョクカのオーナーとしても有名ですね」(競馬記者)
確かに調べてみればアツコ、ミサコ、ヤスエといった人名由来の馬もいれば、カナシバリ、カナリキケン、ギュウニュウといったいわゆる“珍名馬”も所有している様子。おそらくセッテイロクもパチスロからイメージしてつけられた可能性が高そうだ。
しかも勝利へ導いたのが、初コンビの高杉吏麒騎手だったことも面白い。
馬券を的中したファンは「設定高杉(=高過ぎ)で大当たり」というオチもついた。3番枠からの発走だったとはいえ、当日の馬体重はプラス6キロ。まさに「名は体を表す」といえそうな確勝級の勝利だった?