ソウルスターリングと互角の「大器」が待望の戦線復帰!この夏「最大の上がり馬」候補アドマイヤマンバイは菊花賞に間に合うか?
担当の寺田調教助手は『サンケイスポーツ』の取材に、馬体が大きく増えたことを気にしながらも「慎重に進めているけど、並の馬では耐えられないくらいの量を乗っているよ」と、やはり大きな手応えを掴んでいる様子。長期休養明けだけに、いきなりエンジン全開とはいかないかもしれないが、未勝利戦なら能力だけで勝ち上がる可能性を感じさせる大器だ。
「まだ気が早いですが、トーホウジャッカルが初勝利を上げたのが7月12日。仮にここを勝ったとしても、それより10日ほど遅くなりますが、菊花賞出走もまったくの不可能ではないはず。3歳牡馬路線はまだまだ混戦状態ですし、是非とも秋のクラシックを盛り上げてほしいですね」(競馬記者)
2014年の菊花賞馬トーホウジャッカルは夏に未勝利戦と500万下を連勝。秋にはトライアルの神戸新聞杯(G2)で出走権を掴み、本番の菊花賞(G1)をレコードで制した。奇しくもアドマイヤマンバイの父マンハッタンカフェは菊花賞馬。父のような夏の上がり馬として、秋に大輪の華を咲かすことができるだろうか。
まずは新パートナー岩田康誠騎手と挑む復帰戦に注目したい。