地方競馬の祭典・JBC競走が完全にJRAと「一体」化!? 巧みな発走時間のコントロールで今年の「文化の日」は朝から晩まで馬券を買える「競馬の日」?


 その点、今回のJBCは京都、福島に加えた3場開催。地方側も最大限配慮していますし、これなら問題なさそうですが、果たしてどういった結果となるのかは興味がありますね。これまでJBC競走は文化の日が代休のない土曜日の場合は、JRAとのバッティングを避けて平日開催となっていましたが、これでもし売上が上がるようなら考え方を改めるかもしれません」(競馬記者)

 ちなみにこの日の大井競馬は1レース目が福島5Rの10分前、2レース目が福島6Rの10分前、3レース目も福島7Rの5分前など、まるで中央競馬のレース開催の合間を縫うようにレースを配置。完全に中央競馬の「ローカル開催」のような役割を担っている。

 また、来年は史上初めて中央の京都競馬場での開催が予定されているJBC。そんな歴史的な来年の開催に向け、今回はあえてJRAの開催日にレースを行うことで、中央競馬のファンにPRを行う意味もあるのかもしれない。

 いずれにせよ、JBC競走は中央競馬のインターネット投票でも馬券購入が可能。大井は最終レースが19時10分となるナイター競馬を実施しているため、競馬ファンは朝から晩まで馬券を楽しめる1日となりそうだ。果たして、競馬ファンの”お財布”は大丈夫だろうか?

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