【WASJ2017出場騎手】大物外国人騎手はJ.モレイラだけじゃない!? 「フランケル主戦」に「ゴドルフィン専属」……久々に見せたJRAの”本気”に驚愕
◆ケイトリン・マリヨン騎手(オーストラリア)23歳
主な勝ち鞍:ウィリアムリードS(豪G1)、ハーバートパワーS(豪G2)ほか
地元を中心に『美しすぎる騎手』として人気を博す、オーストラリアの藤田菜七子騎手。騎手になる前はアメリカからモデルのオファーがあったほどの美人だが、年齢も23歳と伸び盛りで、今年になって悲願の初G1制覇を成し遂げている。過去に落馬事故で重傷を負い、約1年戦列を離れたが、リハビリを乗り越えて復帰。その後、順調に実績を積むと、昨年にはオーストラリアで最大級のビッグレースとなるメルボルンC(G1)や、コーフィールドC(G1)にも参戦した。日本では今回が初騎乗となる。マカオで”一目惚れ”した武豊騎手との共演を熱望しているとも……。
◆ケリン・マカヴォイ騎手(オーストラリア)36歳
主な勝ち鞍:メルボルンC(豪G1)、コーフィールドC(豪G1)、英セントレジャー(英G1)ほか
豪州競馬を代表する凄腕。2000年に史上2番目の若さでメルボルンCを勝ってG1初制覇。2002年に豪州のリーディングに輝くと、その後11年間、日本でもお馴染みのL.デットーリ騎手と共に世界的な馬主ゴドルフィンの専属騎手として、欧州で数々のタイトルを手にした。2014年に契約を解消したものの、昨シーズンもメルボルンCを含む、年間G1・9勝を達成と無類の勝負強さを見せつけている。世界的な名声を持つ騎手だが、来日は初となる。
◆ジョアン・モレイラ騎手(香港)33歳
主な勝ち鞍:香港C(港G1)、クイーンエリザベス2世C(港G1)、ドバイターフ(首G1)ほか
言わずと知れた香港No.1騎手。母国ブラジルで4年連続リーディングを獲得した才能は、世界有数の激戦区・香港でも存分に発揮。初のフル参戦となった2014/15年シーズンではD.ホワイト騎手の最多勝記録を大きく塗り替えてリーディングを獲得。その後も、ライバルを全く寄せ付けることなく独壇場を築き上げている。日本でも今年になってヴィブロスでドバイターフ(G1)、ネオリアリズムでクイーンエリザベス2世C(G1)と立て続けにビッグレースを制覇。すでに短期免許で来日しているが、有力な騎乗馬が殺到している状況だ。