JRAの「渡り鳥」戸崎圭太のお手馬ゼロ!? キタサン&スピルバーグをG1に導いた「玄人」に乗り替わり
「これまでルージュバックと戸崎騎手のコンビはG2、G3では好走する一方、G1の舞台では15年のオークスで2着に入ったのが最高着順。それ以外ではG1に7回挑戦していますが、馬券圏内にも入れていません。心機一転するためにも鞍上を変更するという決断を陣営がしてもおかしくはないですよ。
乗り替わることになった北村騎手は、落馬負傷による長期休養をとるまでは主戦騎手としてキタサンブラックに騎乗して菊花賞(G1)を制し、さらに14年には天皇賞・秋(G1)をスピルバーグで優勝するなど実績は十分。ルージュバックはテン乗りにはなりますが、十分チャンスはあるでしょうね」(記者)
オールカマーでは、戸崎騎手はステファノスに騎乗し、北村騎手×ルージュバックのコンビの前に大きな壁として立ちふさがるのか。それとも新コンビの前に後塵を拝する結果となってしまうのか。有力馬をあてがわれる立場から一転して、有力なお手馬を奪われてしまった戸崎騎手がオールカマーで意地を見せることができるかに注目したい。