元JRA藤田伸二氏が武豊らと再戦の未来は? 「15日地方騎手試験」 勉強不安吐露も「無条件合格」もある?
元JRA騎手の藤田伸二氏が今週金曜の15日、地方競馬の騎手試験に臨む。
JRA通算1918勝、フサイチコンコルドでのダービー制覇を筆頭に数々の伝説を残した「漢」がターフに返ってくる!? 今年3月、突如として「騎手復帰」と報道された藤田氏は、その後報道がほぼ事実であることを認め「ホッカイドウ競馬での騎手復帰を目指す」意向を示してたが、いよいよ試験挑戦が近づいてきた。「JRAに未練なし、競馬には未練あり」ということか。
現役時代にはド派手な風貌、歯に衣着せぬ発言、フェアプレーの精神、騎手生活晩年にはJRAやエージェント制度批判を赤裸々に語った「騎手の一分――競馬界の真実」(講談社)がベストセラーになるなど、競馬界をいろいろな意味で盛り上げてくれた藤田氏。
そんな藤田氏の雄姿を、門別競馬場で再び見られるかもしれない。ただ、大ベテランだけに騎乗技術には文句のつけようがないだろうが、問題は筆記試験である。
「12日に藤田氏は自身の公式サイトのブログを更新し『勉強は結構頑張った気がするし』としながらも『いかんせん、勉強は苦手な訳やから』『落ちたらゴメン』と筆記試験に一抹の不安があるようです。騎乗に関してはこれまでの人生そのものが証明のようなものですし、すぐに勘も取り戻すでしょうが……」(記者)