市川海老蔵が大魔神・佐々木主浩と福永祐一「絶縁関係」に急浮上!? エリザベス女王杯(G1)ヴィブロス降板の「経緯」と悲しき「男の嫉妬」
12日に開催される秋の女王決定戦エリザベス女王杯(G1)は、海外G1馬ヴィブロス(牝4歳、栗東・友道康夫厩舎)にとって何としても負けられない戦いになりそうだ。
昨年の秋華賞馬であり、今年のドバイターフ(G1)を制して、今や世界的にも高い評価を受けているヴィブロス。JRAのレーティングでは、登録馬2位のミッキークイーンらの「113」を大きく突き放す「117」と断トツの評価を受けている。
決して単なる数字だけではなく、今年のドバイターフで負かした馬たちが、その後尽く活躍。中でもリブチェスター(クイーンアンS、ムーランドロンシャン賞他)、デコレイテッドナイト(タタソールズ金杯、愛チャンピオンS)、ザラック(サンクルー大賞)といったところは、約半年の間に世界の主要G1を制している。
それだけにドバイターフ後が府中牝馬S(G2)2着だけでは、これら世界の強豪を下したヴィブロスとしてはあまりに寂しい。今回のエリザベス女王杯では、しっかりと「国内最強牝馬」の座を明確に示しておきたいところだ。
だが、そんな世界の女王以上に今回の戦いで負けられないのが、オーナーの佐々木主浩氏というウワサがある。
横浜ベイスターズのストッパーとして1998年の日本一に貢献。米大リーグでも堂々のクローザーを務め、「大魔神」の異名で国民的な知名度を持つ佐々木氏。現役引退後は主に野球解説者として活動しているが、その一方で驚異的な”神通力”を見せてきたのが馬主としての活躍だ。
所有馬が尽く重賞級の活躍を見せ、個人名義としてはわずか9頭目の所有馬となったヴィルシーナが初の重賞制覇を飾ると、翌年にはあっさりとヴィクトリアマイル(G1)を制覇。個人馬主としては、異例の速さでG1オーナーの仲間入りを果たしている。その妹にあたるヴィブロスの国際的な活躍も、まさにオーナーの”強運”が成すものだろう。
だが、そんな順風満帆な馬主生活にこの夏、ある変化が起きた。JRA通算49勝の内、14勝を上げ、重賞9勝中4勝を上げていた「マジン軍団」の主戦・福永祐一騎手と決別したようだ。