JRA来年の星ワグネリアン&モーリスの全弟ルーカス登場!「クラシック候補」が集結「東スポ2歳S(G3)」を見逃すな!!

「ルーカス」

 ディープブリランテやイスラボニータなど、後のG1ホースを数多く生み出している東京スポーツ杯2歳S(G3)。2歳戦線だけではなく、後のクラシック戦線へも影響を与える重要な一戦と言えるだろう。

 今年は特に「クラシック候補」と呼ばれる大器や、素質が高く評価されているメンバーが集結。目の離せない一戦となりそうだ。

 まず注目したいのはデビュー2連勝中、「来年のJRAの主役」との声も上がっているワグネリアン(牡2歳、栗東・友道康夫厩舎)だ。

 デビュー戦は上がり3ハロン32.6という、中京競馬場史上最速タイムを叩き出し快勝。好メンバーが揃った野路菊賞では、重馬場をものともせず大外から他馬をごぼう抜き。最後は流して2馬身以上の差をつけるという大楽勝劇を演じてみせた。

 現段階で「頭一つ抜けてる」と言われることにも納得だ。エンジンの掛かりが遅いタイプだけに、直線の長い東京コースもプラスに働くはず。あの”鬼脚”を余すところなく発揮できるだろう。無傷の3連勝を飾り、G1ロードを歩み出せるのかに期待は高まる。

 国内外でG1を6勝した「2階級アジア制覇馬」モーリスの全弟ルーカス(牡2 美浦・堀厩舎)も主役候補の1頭だ。

 注目された新馬戦は四角手前からのまくりで先頭に立ち、そのままねじ伏せる圧巻の内容。1分50秒6という、過去8年の札幌競馬場・新馬戦における最速タイムでの圧勝だった。

 この一戦だけで兄モーリスと比較することはできないが、非凡な才能を持ち合わせていることは間違いないだろう。3~6着馬がその後に勝利。その中の2頭は2勝目も挙げるなど、ハイレベルだった新馬戦を制した事実は高く評価できる。兄ともコンビを組んでいたR.ムーア騎手を背に、重賞制覇を果たせるかに注目したいところだ。

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