大魔神・佐々木主浩「凋落」!?<2> 「不倫結婚」後、前妻の娘を「不法侵入」扱い……”人間関係崩壊”で酷似する師匠・アドマイヤ軍団の没落

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 今週のジャパンCにおける無情の「乗り替わり事件」は、佐々木主浩氏としては、唇を噛みしめて堪える他ないといった事態だ。しかし、そもそもは福永騎手との”ケンカ別れ”がなければ、何の問題も起きなかったのかもしれない。

 凄腕の外国人騎手は、有力馬とみれば優先して騎乗してくれる。だがその反面、日本人のような付き合いやしがらみに縛られない分、別れる時もあっさりとしたものだ。佐々木氏も今回の件で、骨身に染みていることだろう。そういった点では、短期免許のボウマン騎手を手配できたところで、根本的な問題は何も解決していないということにもなる。

 本件によって佐々木氏は福永騎手のように、デムーロ騎手も”切る”のだろうか。だが、それは同時に、馬主としての自分を追い込む行為であることは明らかだ。

 有力騎手との関係を切るということは必然的に選択肢を狭め、また”切った騎手”が今後ずっと「敵に回る」ということでもある。福永騎手は今回のジャパンCでも、シャケトラという有力馬に騎乗する。これが順風満帆だった佐々木氏の馬主ライフ凋落のきっかけにならなければいいが……。

 思い出されるのは、佐々木氏の馬主としての師にあたるアドマイヤ軍団の総帥・近藤利一氏の没落だ。

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