大魔神・佐々木主浩「凋落」!?<2> 「不倫結婚」後、前妻の娘を「不法侵入」扱い……”人間関係崩壊”で酷似する師匠・アドマイヤ軍団の没落
かつての近藤氏も現在の佐々木氏のように、いや佐々木氏以上に数多くのビッグタイトルを獲得。「アドマイヤ軍団」は90年代や2000年代の競馬を語るに欠かせない存在だ。毎年のセリで見せる、その派手な金遣いと超良血馬が並ぶラインナップは、セレブが集う馬主界でも「時の人」として注目された。
だが、親交が深かった武豊騎手との”絶縁”をきっかけに衰退……。
この春のヴィクトリアマイルで約9年ぶりのG1制覇を成し遂げたが、この秋はそのアドマイヤリードにアドマイヤミヤビ、アドマイヤデウスといった主力がことごとく故障などのアクシデントに遭い、再び長い下り坂を転げ落ちようとしている。
師も師なら弟子も弟子ということだろうか……。お互い人間関係でトラブルを抱えている馬主同士なだけに、ある意味”馬が合いそう”ではあるが、弟子の方はさらに「深刻な状況」にあるようだ。
佐々木氏はプロ野球2年目となる1991年に、元アイドルの清水香織と結婚。2人の子供をもうけたが、現在の妻である榎本加奈子との不倫が発覚し、2005年に離婚。親権は佐々木氏が所有することに。これだけでも大概だが、この親権所持が結果的に”裏目”に出る。
いきなり2児の母となって面白くないのは榎本だ。ましてや子供たちからしても、新しい母は”略奪愛”の末に転がり込んできたも同然。そんな元アイドルと佐々木氏の連れ子との間に、深い確執が生まれるまで時間は掛からなかったようだ。