ジャパンC(G1)マカヒキが世代の威信を懸けた決戦! 失われた「最強」の称号を取り戻す?

マカヒキ(競馬つらつらより)

 11月26日、東京競馬場でジャパンカップ(G1)が行われる。今年は外国馬を含めてG1競走勝ち馬馬9頭も顔をそろえ、ダービー馬も3頭がエントリー、まさに頂上決戦だ。そして、このレースで復活を期する馬が1頭いる。一昨年前のダービー馬・マカヒキ(牡4、栗東・友道康夫厩舎)だ。

 国内復帰戦となった京都記念(G2)を3着、続く大阪杯(G1)も4着と、いまひとつの成績で春を終えたマカヒキ。約半年の休養を挟み、臨んだ毎日王冠(G2)は2番人気に支持されたものの6着と、ここでも本来の実力が発揮されたとは言い難い結果に終わった。

 だが、次走の天皇賞・秋(G1)では違った。結果こそリアルスティールと頭差の5着に終わったものの、稀に見る不良馬場にもかかわらず、後方からの競馬をしたサトノアラジンやヤマカツエースらが伸び悩むのを尻目に、後方3頭目から馬群を割って進むかのように進出。1年以上勝利から見放されているダービー馬が、久々に復活を期待させる”同馬らしい”走りを見せた。

「レース前には管理する友道康夫調教師を始めとする陣営は『できるだけ、いい馬場で走らせたい』とコメントするなど、マカヒキは良馬場でこそ好走するものと思っていたよう。それをいい意味で裏切る走りを見せたマカヒキに対し、復活を期待する声が多いのは当然。今週末が良馬場ならば、勝ち負けまで考える人も多いのではないでしょうか?」(記者)

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