阪神JF(G1)オルフェーヴル産駒の独壇場? 「出世レース制覇」ラッキーライラックに死角なし!?
2016年の1着馬リスグラシューはG1で3度2着を確保し、2着馬フローレスマジックは2017年のクイーンC(G3)、フローラS(G2)で3着入選。上位馬が、その後の重賞戦線で活躍を見せている「出世レース」を制した点も評価できるポイントだ。
気になるのは状態面だが、稽古では軽快な動きを見せている。栗東CWコース3頭併せで行われ、直線に向いて抜け出し楽に最先着するという文句なしの動きを披露。
松永幹調教師が「今のところ言うことはありません」と「スポーツ報知」の取材でコメントしているように、好状態に仕上がっていることは明らかだ。今回も過去2戦に劣らぬ高レベルの競馬を期待できる。
マイル経験がある点も大きな強み。好走条件は整っていると言えるだろう。偉大な父の能力を引き継いだ素質馬が、2歳牝馬の頂点を掴み取れるかに注目は高まる。