マカヒキ骨折に「絶望」4歳世代の生き残りが燃える!? 有馬記念(G1)で「この秋ハイパフォーマンス」のアイツに注目

 昨年の日本ダービー馬マカヒキ(牡4 栗東・友道厩舎)が、左第1趾節(しせつ)種子骨剥離骨折を発症したと発表された。

 JRAの発表によれば、3カ月以上の休養が見込まれているようで、今年も参戦している3月の大阪杯、春のG1戦線への参戦は極めて厳しい状況となってしまった。

 昨年「史上空前のハイレベル」と称されたクラシック組の現4歳だが、三冠を分け合ったディーマジェスティはすでに引退、菊花賞を制したサトノダイヤモンドも凱旋門賞惨敗後は休養に入り、昨年制した有馬記念にも参戦しない。今年の有馬記念の話でいえば「3歳 VS 5歳」の印象が色濃く、4歳勢はやや蚊帳の外状態だ。そんな中でのマカヒキの骨折。踏んだり蹴ったりの状態である。

 このまま有馬記念も4歳は存在感なく、3歳と5歳の激戦を後方で見ているだけとなってしまうのだろうか。

 いや、まだこの世代の「最後の砦」が残っている。この秋好調を維持している「あの馬」であれば……。

「なかなか運が向いてこないシャケトラより、この秋存在感を放ち続けているレインボーラインこそが狙い目、という声は多いですね。天皇賞・秋では史上最悪の不良馬場で3着、ジャパンCは6着ですが上がりは最速とハイレベルなパフォーマンスを披露しています。

馬場が悪くなればなるほどいいタイプでしょうが、タフになりやすい暮れの中山なら……と期待してしまいますね。遺伝の色濃い曽祖父レインボーアンバーは中山の弥生賞も勝っていますし……」(記者)

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