JRA「引退」調教師の強豪馬「使い倒し」を転厩後管理する新参調教師が懸念!? G1出走の素質馬と「使い詰め厩舎」の心配
年が明け、競馬界も新たなスタートを切った。これから日本ダービーを頂点とするクラシックを中心に、熱い戦いが続くこととなるわけだが……。
競馬界の年明けといえば「別れ」の季節。2月には調教師の勇退などを中心に、競馬界を去る人々が注目を集めることとなる。昨年は武幸四郎騎手の引退が大きな注目を集めた。
今年も一定人数の引退者が出るが、その中の調教師Xの”動向”を、注目している「新調教師」がいるようだ。
それが、3月からの開業が決まっている安田翔伍調教師らしい。
安田翔伍調教師は、トウカイテイオーで2冠を制し、調教師としてもロードカナロアやカレンチャンを輩出し一時「スプリント帝国」を築いた安田隆行調教師の息子である。
そんな翔伍調教師が、なぜ引退する特定の調教師Xの動向を気にするのだろうか。
「どうやら、X引退後に自身の厩舎に『転厩』が決定している馬ソーシャル(仮名)の動向が気になるようですね。もともとXは使い詰めが激しい厩舎として知られており、昨年もある強豪馬が年間で10回近く出走させられ、話題になりました。