【愛知杯(G3)展望】マキシマムドパリの連覇達成なるか? 適性の高い舞台なら久しぶりの勝利は間違いなし!?
エテルナミノル(牝5、栗東・本田厩舎)にもチャンスはありそう。昨年はターコイズS(G3)だけでなくクイーンS(G3)でも5着の成績がある今回のメンバーでは上位の存在。重賞では5着がここまでの最高成績だが、ここにきて本格化の気配があり、夏のクイーンS(G3)では勝ち馬と0.9秒差、年末のターコイズS(G3)では0.1秒差とその差を確実に詰めてきている。距離、コースなどの条件は違っているが、成長と今後の可能性を感じさせるレースができていただけに侮れない。また、荒れた馬場に対応することができるのもこの馬の魅力の一つ。今週末の天気次第では一躍本命馬にもなれるかもしれない。3歳時にはダートレースで勝ち上がった経歴があるだけに、力のいる馬場でのレースは望むところだろう。
このほかでは前走のディセンバーS(OP)で牡馬相手に2着と調子を上げているゲッカコウ(牝5、美浦・高橋厩舎)や、牝馬ながら日本ダービー(G1)を制したウォッカを母に持つ良血タニノアーバンシー(牝5、栗東・角居厩舎)など一癖ありそうなメンバーも出走を予定。予想が難解になることは間違いない。
今年も1番人気となりそうなマキシマムドパリだが、荒れるレースとして定着しつつある愛知杯(G3)を連覇することはできるだろうか。今年の中京競馬場の開幕重賞という意味でも注目が集まるレースは、14日(土)の15時25分に発走予定となっている。