武豊「有終の美」に田中勝春の「嫉妬」も……勝ちまくり「JRA引退調教師」最終週のあれこれ


「さすがは武豊騎手といったところでしょう。好スタートから2~3番手を追走してスムーズに先頭に。最後の直線では余力十分の手応えでレッドファルクスやモズアスコットなど強豪の追撃を振り切りました。

『競馬の神様にお願いした。お世話になった先生だし本当にうれしい』とインタビューでも語っていましたが、福島調教師も涙で迎えるなどまさに大団円。千両役者の本領を見せつけましたね」(同)

 武豊騎手は裏開催の中山記念でエアスピネルに騎乗する予定があったが、これが回避となったことでダイアナヘイローのラストランに騎乗することに。「ケガの功名」ではないが、その勝負強さはやはり凄まじい。

 一方、中山記念では小島太調教師のディサイファがラスト重賞に出陣。結果は6着で、田中勝春騎手は「武豊のようにはいかなかった」と残念そうだったという。ジョッキーたちにも、引退調教師に対するそれぞれの思いがあったというわけだ。

 今年もまた一つの「節目」を迎え、新たなスタート。今後も馬と人間の熱いドラマが続くことを願う。

関連記事

競馬最新記事

人気記事ランキング 11:30更新

競馬

総合

重賞レース特集
GJ編集部イチオシ記事
SNS