チューリップ賞(G2)「逆襲」リリーノーブルに「陣営太鼓判」情報入手! 宿敵ラッキーライラックへのリベンジ濃厚か

 3日に開催されるチューリップ賞(G2)。3着までに桜花賞(G1)の優先出走権が与えられるこのレースにリリーノーブル(牝3歳、栗東・藤岡健一厩舎)が挑む。

昨年末の阪神ジュベナイルF(G1)では、中団から最後の直線で抜け出して一時は先頭に立ったものの、後方で機をうかがっていたラッキーライラックに交わされてしまい3/4馬身差で2着。無念の涙を飲んだ。

あれから約3カ月。桜花賞(G1)に続く王道トライアルで、阪神ジュベナイルF上位陣との”再戦”を迎えることになった。大本命とされるのは不動の「大本命」ラッキーライラック。だがクラシックを見据えるリリーノーブルとしては、同じ相手に何度も敗北を喫するわけにはいかないだろう。

「ここが3歳初戦となるリリーノーブル。春は牝馬にとって体調管理が難しい時期だといわれますが、リリーノーブルはどっしりと落ち着いており、繊細な面があまり感じられません。すでに古馬同様の貫禄すら感じさせますね。これは同馬の最大の強みになるかもしれませんよ」(競馬誌ライター)

そのリリーノーブルは先月28日、栗東のCWコースで主戦の川田将雅騎手を背に僚馬・レクイエムを3馬身追走。5ハロン68秒2-11秒5を記録して、僚馬に5馬身半先着してみせた。川田騎手は「スポニチ」の取材に体が大きくなったと話し、「伸びは素晴らしかったです」と末脚を絶賛。管理する藤岡調教師も「さすがの動きやね」と満足気だったという。

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