JRA石橋脩騎手は「勝っても負けても」降板!? チューリップ賞(G2)大本命ラッキーライラックが背負う「重大使命」の犠牲者に?
昨年の2歳女王ラッキーライラック(牝3歳、栗東・松永幹夫厩舎)がクラシック制覇を目指し、いよいよ3日のチューリップ賞(G2)から始動する。
昨年末の阪神ジュベナイルF(G1)では、中団からメンバー最速となる上がり3ハロン33.7秒の末脚で快勝。デビューから無敗の3連勝を飾った。2着馬リリーノーブルとは3/4馬身差だったがゴール前の手応えには余裕があり、着差以上の強さだった。
あれから約3カ月。桜花賞(G1)に続く王道トライアルは、昨年の2歳女王決定戦と同じ阪神のマイル戦。登録馬を見渡しても、阪神ジュベナイルF上位陣の”再戦”となりそうなメンバー構成。ラッキーライラックは不動の「大本命」として、3歳初戦を迎えることになりそうだ。
2月頭に帰厩を済ませたラッキーライラック。この中間も坂路で入念に乗り込まれており、状態面に大きな不安は感じられない。栗東のCウッドで行われた1週前追い切りでは6ハロン81.6秒、ラスト12.2秒という好時計をマーク。本番はまだ先だが、松永幹夫調教師も「力強さが出てきたね」と成長を感じているようだ。
不動の本命馬に死角なし。そうなると次に注目が集まるのは、どうしてもその「鞍上問題」となる。
昨年末の阪神ジュベナイルFで約5年ぶり2勝目のJRA・G1制覇を飾った石橋脩騎手だが、その直後からネット上を中心に「乗り替わり」を懸念する声が上がっている。
昨年、皐月賞(G1)を勝ちながらもレース直後から鞍上問題が浮上し、日本ダービー(G1)の敗戦で、あっさりと松山弘平騎手が降板したアルアイン。この馬と同じサンデーレーシングの所有馬だけに、ファンがラッキーライラックと石橋騎手が”二の舞”になることを懸念するのも当然か……。実際のところはどうなのか、クラブに精通する関係者に聞いた。
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