JRA小牧太「今年77連敗」からようやくの1勝……「連対、複勝率」から見える不安とファンの願い?
JRA小牧太騎手が先月25日の競馬開催、ワンダーサジェス(阪神1000万下)で「今年初勝利」を上げた。
年が明けてから2着は2回あったものの「77連敗」を喫していた小牧騎手。 それどころか昨年10月9日のルドルフィーナ以来約4カ月半ぶりの勝利というのだから、小牧騎手がどれだけ苦しんでいたかわかるというものだ。
「『netkeiba.com』内のコラム『太論』では、久々の勝利にホッとした小牧騎手の思いが綴られています。レース後、川田将雅騎手や武豊騎手らが『おめでとう』と声をかけてくれてうれしかったこと、『ひとつ勝つのはホンマに難しいもんやねぇ。今回ばかりは、ホンマにもう勝たれへんちゃうかなと思った』などと、勝てない時期が本当に不安だったと吐露しています。
武豊騎手よりも年上の小牧騎手は50歳。まだまだ現役への意欲は強いだけに、この勝利はひとしおでしょう」(競馬記者)
あまりにも長いトンネルを抜けた小牧騎手。勝てない時期は同コラムで「初めてやね、こんなに勝てんのは」と参っていた様子。今後は勝ち星を量産して元気な小牧騎手を見せてほしいものだが……。
「60歳まで乗りたい」という意欲も見せている小牧騎手の前途は多難だ。