JRA・M.デムーロ騎手の「正妻」確実な理由……スワーヴリチャード金鯱賞(G2)超人気も「サトノ軍団」復活に光?
昨年、凱旋門賞(仏G1)に挑戦後休養に入り、今回の金鯱賞が復帰戦となるサトノダイヤモンド。だが最終追い切りこそ、併せ馬のベルーフに2馬身先着したものの、ここ2週は併せ馬でサトノノブレス、3歳馬のジャンダルムなど”格下”相手に遅れを取った。そのため、不安視する者も多い。
「結果こそ伴っていませんが、サトノダイヤモンドは2週ともびっしりと追われたため、見た目としては過去最高レベル。また動きも日を追うごとに良くなっているみたいです。これまで”脇役”だったサトノノブレスに2週連続で後れを取ってしまったために不調がささやかれていましたが、同馬の仕上がりがサトノダイヤモンドよりも早く、そのようなことが起こったとも言われています。サトノノブレスは高齢ですから見た目は悪いようですが、その割りに稽古では機敏な動きをしており状態が良いみたいですからね。
またサトノダイヤモンドに心配されているのは僚馬との追い切りでの敗退ではなく、凱旋門賞で大敗によるメンタル面の不調です。あの惨敗は尾を引くと考えられていたため、ここまで出走間隔を開けたとも言われています。また一時はノド鳴りを発症している疑惑も持たれていましたが、特に問題はない様子。
なのでメンタル面さえ復調しているのならば世代最強馬として返り咲くこともできるでしょう。そうなれば、キタサンブラック引退でぽっかり空いた”現役最強の座”を巡る争いがさらにおもしろくなると思うんですが……」(別の現場記者)
今後の戦いを見据えるデムーロ騎手×スワーヴリチャードと復活を期するC.ルメール騎手×サトノダイヤモンド。勝利の女神はどの陣営に微笑むのだろうか?