大阪杯(G1)「鞍上問題」決着! ダンビュライト、ペルシアンナイト「騎手決定」で浜中俊、福永祐一、三浦皇成に”逆襲”のチャンス!?

 古馬王道路線の幕開けとなる大阪杯(G1)が4月1日(日)に迫り、いよいよ有力馬の鞍上も固まってきた。

 今年はドバイワールドカップデーと日程が重なる影響で、武豊騎手やC.ルメール騎手、岩田康誠騎手といった有力馬をお手馬に抱える騎手が不在。その影響もあって、大阪杯出走馬の鞍上問題は難航を極めている様子だった。

 中でも注目されたのが、1月のAJCC(G2)で重賞初制覇を飾り、充実が著しいダンビュライト(牡4歳、栗東・音無秀孝厩舎)だ。

 AJCCを勝利に導いたM.デムーロ騎手は先約の影響でコンビ継続が現実的でない中、次に白羽の矢が立ったのが、昨年のクラシックを共に戦った武豊騎手。一度は話がまとまり掛けたが、お手馬のアウォーディーがドバイワールドカップに招待されたことを受け、武豊騎手がドバイ遠征を決断。鞍上は白紙となった。

 管理する音無秀孝調教師からすれば、昨年末のサンタクロースS(1600万下)で好騎乗を見せた厩舎所属の松若風馬騎手を推したいところだったが、最終的に選ばれたのはG1経験の豊富な浜中俊騎手だった。

「浜中騎手といえば、先日斜行して騎乗停止になったかと思うと、因縁のフィリーズレビュー(G2)では落馬……幸いケガはありませんでしたが、踏んだり蹴ったりといった状況です。

そんな中でダンビュライトの騎乗依頼が来たことには期するところがあるでしょうし、音無先生とのコンビというと、浜中騎手にとっては今のマイナスイメージが付くことの発端となったミッキーアイルが有名です。そういった意味でも、今回の騎乗依頼は大きいと思いますよ。何とか頑張ってほしいですね」(競馬記者)

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