ファルコンS(G3)で武豊アサクサゲンキは用なし? 「関係者極秘ネタ」でねらうべき3頭
中京競馬場で17日(土)に開催されるファルコンS(G3)。NHKマイルC(G1)を目標とする快足自慢の馬たちがずらりと顔を揃えて、そのスピードを競い合う。
同レースは2009年以降、3連複の配当はすべて1万円以上、3連単の配当は8回中6回も10万円以上となるなど波乱が巻き起こることで知られている。
そんな難解レースを読み解くべく、今回は関係者より仕入れた「極秘ネタ」の中から選出した有力馬の情報を紹介していこう。
まず勝ち馬筆頭候補にあげられるのはダノンスマッシュ(栗東・安田隆行厩舎)だろう。
ロードカナロアを管理した実績もあるためか、同馬の産駒を15頭も抱えている安田隆厩舎。その中でも頭一つ抜けた評価をされており、入厩当初から「カナロアの後継」とまでも称されたのがダノンスマッシュだった。
前走の朝日杯フューチュリティS(G1)ではスタート直後にトモを落としたため出遅れてしまい、結果は5着。だが、1戦の敗退で評価を落とすような存在ではないことをここで再認識させてくれるはずだ。
陣営としてはマイル路線にも後ろ髪を引かれているようだが、スプリント向きの脚質であることは多くの関係者が認めるところ。得意としている距離1400mが舞台とあって好勝負は必至だろう。
今回からタッグを組む事になった戸崎圭太騎手とともに、”竜王”の名を受け継ぐべくダノンスマッシュが激走する。
竜王後継者候補になんとか迫りたいのが、テンクウ(美浦・奥村武厩舎)だ。
陣営は「肉体的にはあまり成長していない」と語るものの「精神面では大きく成長の跡が見て取れる」と同馬の状態に満足気。