ファルコンS(G3)で武豊アサクサゲンキは用なし? 「関係者極秘ネタ」でねらうべき3頭
これまで芝のマイルで、重賞2走も含む4戦するも、掲示板を外すことなく安定した成績を収めていた。だが陣営としては「マイルは長すぎる」と考えているようだ。前走も「勝利はしたものの我慢をさせていた」「1400mの競馬のほうが向いている」と距離短縮も問題ないという。
「重賞なので甘くはないだろう」と陣営の関係者は口にするものの「うまく脚をためることができればチャンスはある」と目の奥に静かに闘志を燃やしていた。
そして、密かにここでの一発が期待されているのがアシャカデッシュ(美浦・鈴木伸尋厩舎)だ。
これまで6戦のキャリアがあるもののデビューから5戦はダート。初勝利もダートのスプリント戦であげていた。このままダート馬として経験を積むかと思いきや、前走から芝へ転向。初戦は初芝に苦しみ10着と惨敗していた。
二桁着順に終わったためダートへ再転向するかと思いきや、陣営は「前走は着順こそ振るわなかったものの、脚色はダートより鈍らなかった」と語り、さらに「スピードも通用するのは分かった」とターフレースへの自信を深めていたという。
状態は良好すぎるほど良好。重賞初挑戦となるものの、陣営は「相手は強くなるけど、大きく崩れることはない」と特別視することなく自然体でレースに向かう。
ダノンスマッシュ、テンクウ、そしてアシャカデッシュ。この3頭の名前を頭の片隅にでも入れておくと損はないだろう。ファルコンSは17日(土)15:25~出走を予定している。