JRA藤原英昭厩舎「歴代最高ペース」でリーディング当確!? 驚異の3着以内率6割超え「今、最も金になる厩舎」の狙い目とは
JRA藤原英昭厩舎の”確率変動”が止まらない。
17日に行われたファルコンS(G3)を管理馬のミスターメロディが優勝。1月の日経新春杯(G2)に続く、厩舎の重賞2勝目を飾ると、翌日のスプリングS(G2)でも敗れはしたもののエポカドーロが実力馬ステルヴィオとハナ差の接戦を演じ、皐月賞(G1)の優先出走権を手にしている。
それだけでなく、先週末の藤原厩舎は8頭が出走して3勝2着2回の好成績。ただ、今の藤原厩舎の恐ろしいところは、これだけの好結果を残しても成績に大きな変動がないことだ。
現在23勝を上げ、15勝の角居勝彦厩舎を大きく突き放してリーディングを独走している藤原厩舎。年間100勝以上するリーディング上位の騎手に交ざっても、23勝という数字は5位の川田将雅騎手と同じ。これだけを見ても、調教師である藤原英昭厩舎が如何にハイペースで勝ち星を量産しているのかがわかる。
そして何よりも凄まじいのが、ライバルを圧倒する3着以内率だ。勝率0.324、連対率0.521、3着以内率0.606は他の追随を一切許さない。出走馬の半数以上が2着以内を確保しているのだから、その成績は「驚異的」の一言に尽きる。
冒頭で「確率変動」と述べたが、実は今年の藤原厩舎はずっとこの調子を維持している。今週末の開催で3月も終わることを考慮すれば、これが「平常運転」と述べても過言ではない”神懸った”状況だ。果たして、どこまで快進撃が続くのだろうか。