JRA福永祐一×ペルシアンナイトで「不調」池江泰寿厩舎に勢い? 「袖にした」男に一矢報いる
「福永騎手は中長距離路線にお手馬が不在でしたからね。距離に不安はあれども、チャンスがあれば上位進出も見込めるペルシアンナイトが回ってきたことは本人からすれば幸運だったのでは?
リーデイングトップのデムーロ騎手からすると今の福永騎手は見劣りする印象ですが、最近は成績も向上中。ここでデムーロ騎手が袖にしたペルシアンナイトで見事な騎乗を見せれば、関係者たちの印象もガラリと変わることは間違いない。大阪杯が福永騎手にとっての分水嶺になるかもしれませんね」(現場記者)
ペルシアンナイトを管理する池江厩舎は昨年こそ調教師リーディングのトップに輝いたが、今年まだ8勝と苦戦している。大阪杯には同馬をはじめとしてサトノダイヤモンド、サトノノブレス、アルアインの計4頭出しで向かう。この多頭出しでなんとかして嫌な流れを変えたいところだ。
福永騎手とペルシアンナイトにも、その悪い空気を吹き飛ばす走りが期待されているのは言うまでもないだろう。不安は数あれども、新コンビの好走に期待したい。