JRA「若手最有望」荻野極が「トンネル」抜ける! 目標「年間100勝」へ関係者評判も上々
藤田菜七子騎手と同期デビューの荻野騎手はまだ今年で3年目。非常に研究熱心なことで知られ、騎乗馬のレースをすべて確認することはもちろん、脚質やクセを分析し、レースのイメージを掴んでいるという。また現在の主流であるエージェント制度とは距離を置き、自ら騎乗依頼を管理して結果を出している。その能力や残している成績が若手離れしており、これからの競馬界を背負って立つ人材だと見ている関係者も多い。
「負けている間は時折、暗い顔を見せることもあったようだけど、先週の勝利で良い意味で吹っ切れたみたいです。昨年も50勝近くあげており、その手腕は多くの関係者が認めるところ。幅広い厩舎から騎乗依頼が舞い込んでおり、その騎乗数はすでにトップジョッキー顔負けの多さです。スランプから抜け出したようなので、今週以降の彼の騎乗が楽しみですね」(前出・同)
JRA騎手ホープ賞の表彰式の場で今年の目標は年間100勝だと高らかに宣言していた荻野騎手。大目標を達成できるのか注目していきたい。