JRAデムーロがサトノワルキューレでオークス選択! 決め手は「経験値」か
フローラS(G2)を勝利したサトノワルキューレ(牝3、栗東・角居勝彦厩舎)。次走は5月20日に東京競馬場で開催されるオークス(G1)と発表されているが、そのレースではM.デムーロ騎手が鞍上を務めるとスポーツ各紙で報じられた。
デムーロ騎手はサトノワルキューレ以外に、フラワーCの勝ち馬でオークスへ出走を予定しているカンタービレの主戦騎手でもあった。大舞台を得意とする稀代の名手が、どちらを選ぶのかは早くから注目されていたが、今回はサトノワルキューレがその相棒として選ばれたようだ。またデムーロ騎手に袖にされたカンタービレには、田辺裕信騎手が騎乗してレースに臨む予定だという。
「昨年のデムーロ騎手は、昨年5月のオークスでアドマイヤミヤビに騎乗しての3着入線を皮切りに、G1レースを10戦連続3着以内という驚異的な記録を打ち立てました。
勝負強さももちろんですが、この記録を樹立するに当たってデムーロ騎手はレースごとに数ある選択肢の中から、最も勝利に近い馬を選び抜くという図抜けた眼力も発揮しています。今回、そのデムーロ騎手のお眼鏡にかなったサトノワルキューレも本番では注目を集めるでしょうね」(競馬誌ライター)
デムーロ騎手というこの上なく頼りになる相棒を背にオークスに向かうサトノワルキューレ。陣営ともども気合は十分なようだ。