日本ダービー(G1)「出走馬」史上最高レベルに驚愕!? 絶対王者ダノンプレミアム、新勢力ブラストワンピース、ギベオンの「動向」は……
主要トライアルも決着し、いよいよ今年の日本ダービー(G1)出走馬の陣容が見えてきた。そこで今回は27日に東京競馬場で行われる「競馬の祭典」に向け、最大18頭となる出走馬並びに、騎乗予定の動向を紹介していきたい。
【出走権確保組】「合計8頭」
・皐月賞(G1)「5頭」
1着、エポカドーロ(栗東・藤原英昭厩舎)騎乗予定:戸崎圭太騎手
2着、サンリヴァル(栗東・藤岡健一厩舎)騎乗予定:藤岡佑介騎手
3着、ジェネラーレウーノ(美浦・矢野英一厩舎)騎乗予定:田辺裕信騎手
4着、ステルヴィオ(美浦・木村哲也厩舎)騎乗予定:C.ルメール騎手
5着、キタノコマンドール(栗東・池江泰寿厩舎)騎乗予定:M.デムーロ騎手
・青葉賞(G2)「2頭」
1着、ゴーフォザサミット(美浦・藤沢和雄厩舎)騎乗予定:蛯名正義騎手
2着、エタリオウ(栗東・友道康夫厩舎)騎乗予定:未定(前走:石橋脩騎手)
・プリンシパルS(OP)「1頭」
1着、コズミックフォース(美浦・国枝栄厩舎)騎乗予定:未定(前走:C.ルメール騎手)
注目は皐月賞で3番人気ながら、5着に敗れたキタノコマンドールだ。本馬の獲得本賞金は1400万円と、例年ならトライアルに回らざるを得ない状況。しかし、今年から優先出走枠が4着から5着まで拡大された恩恵をモロに受けた格好だ。ダービーは昔から「最も運のいい馬が勝つ」といわれているだけに、この”運気”は侮れない。
また、青葉賞を制したゴーフォザサミットの蛯名正義騎手にも注目が集まる。武豊騎手の同期となる大ベテランは、これまでダービーに24回騎乗して2着2回、3着2回。頂点まであと一歩のところで涙を飲み続けている。今年こそ悲願達成なるか。